「じゃじゃ馬馴らし」


10月26日 18:30


会場: 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

演出: 蜷川幸雄

作: W.シェイクスピア

翻訳: 松岡和子

出演: 市川亀治郎 筧 利夫 山本裕典 月川悠貴
磯部 勉 原 康義 廣田高志 横田栄司 日野利彦 妹尾正文 大川ヒロキ 岡田 正
清家栄一 飯田邦博 新川將人 井面猛志 澤 魁士 田島優成 川口 覚(さいたまネクスト・シアター)五味良介 宮田幸輝 石橋直人 荻野貴継




初「 彩の国さいたま芸術劇場」でして


行くまでは遠い、駅のそばに何もない


駅からも遠そうと文句たらたらでしたが(根性なし)




確かに与野本町には何もなかったけど


思ったより駅からは近いし


なにより、いい劇場でした(単純)




お席も席図表で見るより舞台に近くて


とってもいい席だったので開演前の気分は上々





で、芝居ですよ


なんたって7月にStudio Life版の「じゃじゃ馬ならし」を


観たばかりなのでそれが頭に残ってる


でもなるたけ較べないようにしようと思って観ました






スライのために劇中劇を演じるという


冒頭部分の演出はとっても楽しくて


しかも中心になって演じている役者さんが達者でワクワク





舞台はなんと・・・ライフよりもシンプルっていうか、セットなし


広い舞台を存分に動き回れる演出って訳です





主役のキャタリーナ役の亀治郎さんは



貫禄たっぷりで結婚前のお嬢さんには見えにくい





演技に関してはさすがに自在ではありますが



歌舞伎の女形の声色は敢えて封印した方が良かったのでは?







歌舞伎ファンの方なのか大いに客席は盛り上がっていましたが



明らかに他の出演者からは離れてみえてしまう





声色はともかくドレスの裾捌きだとか



キスシーンをやんわり隠すところなどの所作はさすが





ドレスがゴージャスで、この辺りはチラッとライフの衣装との



予算の差が頭をよぎっちゃいました







ペトルーチオの筧さん



つかこうへい風早口なマシンガントーク



全身を使っての不思議な動き





ペトルーチオという登場人物の



いかがわしさだったりうざったさを



演じるアクの強さは彼の持ち味にピッタリ









ルーセンショーの山本裕典くんは初舞台かな?



台詞に難はありましたがなにしろ顔が綺麗



背が高くてスタイルいいし、



色が白くてビジュアルは文句なし



生ゆっけを観られて単純に嬉しいオバサン根性丸出しです





この日はビデオ撮影日だったのに



ちょっとしたアクシデントで怪我をしてしまって



綺麗な顔が腫れてましたけど、大丈夫かな?








綺麗さでは優るとも劣らないビアンカ役の月川くん



私の見間違いでなければ旅芸人として登場したところは男性で



あっという間に女性役に変身してるんですよね





でもそれもそのはずで、女装なのにメイクが薄い



元々の顔立ちだけで勝負しているところは自信の表れですね



一緒に観た友人があんなに金髪の鬘が似合う人いないって感心してました



確かにドレスも鬘も超似合っていて誰が観ても別嬪さん



ほとんど笑わないクールビューティーで



これは男をとりこにするよなぁと納得







主要キャストの4人以外ではトラーニオの田島優成さんが素敵でした



贋のルーセンショーを演じる家来なんですが



背格好も山本くんと似た感じだし、お芝居も達者でした







Lifeのものを観た時も感じたけど



シェイクスピアの原作自体に共感できなくて



なんで???が多いお芝居ですが



そういうことを考えずに笑いを愉しめばいいのかもしれません