こんばんは
中田ケイトです。
「ナシローと覚える前置詞のイメージ」のダウンロードはお済みでしょうか？
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今日は、今回の教材をなぜ作ることにしたのか、について書かせていただきます。
振返ると、私が前置詞のイメージを学んだのはだいだい7年前です。
英語のために、すでにめちゃめちゃ時間とお金をかけていましたが、そのときはまだ文法をイメージで学ぶ、ということを意識的にやったことはなかったときでした。
前置詞をイメージで学んでみて、「これはすごい！おもしろい！」と思ったし、めちゃめちゃ時間かけているくせになかなか伸びない私の英語力を1歩前進させてくれるものなのではないかと思えました。
特に、すごい！おもしろい！と思うところは、前置詞に感情とか温度を感じられるところです。
例えば、下の熟語。
パッと見で、どんなイメージが浮かびますか？
dream of becoming an actor （俳優になることを夢みる）
hope for becoming an actor（俳優になることを望む）
どちらが思いが強そうでしょうか？
前置詞の切り口から説明すると、まずは of のイメージは「元とのつながり」です。
a piece of cake （ケーキ１切れ）は、切り分けられてはいるけど、大元（おおもと）のケーキとのつながりが感じられるような状態です。
離れてはいるけど、つながっている感覚があります。
なので、of の温度としては、比較的あたたかめ、思いもやや強めです。
そして、for のイメージは「方向」です。
bound for Hakata （博多行きの）はよく新幹線のなかで言われている言葉で、東京から出発して、名古屋にも新大阪にも博多にも行きますよね。
博多方面という感じで、そこだけを意識しているわけではないんです。
ほかにも look for （探す）という熟語。
look at はあるポイントをねらって見る感じですが、look for になるとキョロキョロと見渡しているようなイメージになります。
ということで、for の温度は of に比べるとあたたかいというよりぬるい感じ、思いもふわっとしています。
こんなふうに温度で感じた後、下記のフレーズを見るとどうでしょうか？
dream of becoming an actor （俳優になることを夢みる）
hope for becoming an actor（俳優になることを望む）
日本語のイメージだと、dream ってなんだかこんなイメージありませんか？↓
あんまり実現しようとはほぼ思っていないような感じ。
hope のほうがまだ真剣さを感じるのではないでしょうか？
ただ、前置詞のイメージ＝ネイティブの思いとしては逆、ということなんです。
dream of becoming an actor のほうが俳優になることに対して、つながりを感じている。
よりリアルにとらえていることになります。
hope for のほうは「そうなれたらいいな」くらいの感じです。
こんな感じで、前置詞は動詞のイメージを引っ張ってくれます。
（前置詞が主で、動詞が従の感じ）
例えば of を（～の）みたいに訳で覚えていただけのときと比べると、かなり私の英語の世界が色鮮やかになりました。
前置詞がわかっていないとTOEIC900点は取れない、と言っている先生がいたのですが、英語理解の深さにもつながってくることなんだと思います。
と、こんなふうに前置詞の威力を感じて、いつかは前置詞の教材を作りたい！と英語講師になってから思っていました。
この教材が、((friendly_name))の英語の世界をより色鮮やかなものにするきっかけになってくれたら本当にうれしく思います！
教材に書いてあるフレーズや例文だけでなく、いろんな英文に触れながら、より前置詞のイメージを自分のものにしていってください！
2/5（日）13時に開催予定の「【対面セミナー】科学的に英会話力を上げる方法 」では、今回の教材をクリアファイルにしましてプレゼントする予定です。
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中田ケイト（Kate Nakata）
SLA(第二言語習得研究)という世界で実証済みの効率のよい英語学習法で、確実に英語力を上げるレッスンを提供中。
・中学から高校まで、ラジオ英会話6年間、
・高校の時には、オーストラリアにホームステイ3週間、
・大学時代からこれまで通った英語関連のスクールは、有名どころからマイナーなところまでトータル8社に10年以上、
・IT系の会社に就職後さらに、1日英語漬けプログラムにトータル5週間、
・オンライン英会話 2社 トータル2年、
・英語コーチング 1社 半年、
・TOEIC受験回数 70回以上、
とやってきたものの、なかなか話せるようにならず。。
IT企業在職中に、グローバルビジネスに関わり、インド、アメリカ、中国、台湾の方々と仕事をして実践経験を積みながら、ようやく自分の理想とする英語力を手に入れる。(インドにはトータル1年半駐在)
退職後は、SLAをベースとした英語学校で講師として勤務し、１レッスンおよそ2万円のレッスンを担当。
その後は、自身で起業を決意。
受けもった生徒さんはTOEICのスコアを90日間で、平均130点以上あげている。