室内飼育の多い近年では暖房器具により室内も乾燥しているので、
冬場の乾燥による皮膚疾患も増えてきています(>o<)
なので原因と対策を紹介したいと思います！
まず、乾燥は皮膚のバリア機能を低下させ、
細菌やアレルゲンが侵入しやすくなり、
かゆみ、炎症、湿疹が出やすくなります。
またかゆみにより噛んだり掻いたりすると、
細菌やカビが繁殖して二次感染を引き起こしてしまいます(*_*)
〖原因〗
室内が暖房で乾燥している
電気カーペットの上に長時間いる
↑などの乾燥で、皮膚の保湿性が損なわれやすく、バリア機能が衰えやすくなる。
〖対策〗
室内は加湿器をおくなどし、
湿度は40～60％くらいに保つように心がけましょう！
ただし湿度の上げすぎるとカビが繁殖しやすくなり、
逆にまた皮膚トラブルをおこしてしまうこともありますので注意しましょう(・。・！
シャンプーの際、コンディショナーは保湿性の高いものを使用したり
保湿スプレーなどでこまめにケアをしてあげましょう！
シャンプーも保湿性の高いものはありますが、洗浄力が弱く洗い残しが逆に皮膚トラブルになることもあるので、
私はあまりオススメしません。。
しっかり洗い、ただし優しく！ｺﾞｼｺﾞｼはダメですよ～
そしてあとから保湿液を入れてあげるのがよいと思います。
私たちがしっかりクレンジングをしてお化粧を落とし、
化粧水や乳液で保湿するのと同じです。
当店でもどのわんこもやさしくしっかり洗い、
保湿液を使用しています。
〖フードの見直し〗
健康な皮膚や被毛をつくるには良質なたんぱく質と脂質が必要です。
特に冬は脂肪ご不足しただけで皮膚の保湿性を保つことができないので、
皮膚バリア機能が低下して皮膚病の原因にもなってしまいます。
まだ、冬場は夏場よりもカロリーを消費するので、
少し食事量を増やすといいでしょう。(体型を見て調節してくださいね♪)
良質なたんぱく質はもちろん、必須脂肪酸(オメガ3.オメガ6)などを豊富に含む食事に切り替えてあげることも効果的です。
フードについてはまだまだ書きたいことはたくさんありますが、
とりあえず乾燥対策としてはこのくらいでしょうか。
このくらいにしておきます笑
当店ではお肌の状態に合わせて、
アーユルヴェーダハーブパックや、
獣医師・メディカルトリマー専用の薬用シャンプーを使用できます。
すぐに効果がみえるわけではありませんが、
根気よく続けていくことで改善される例もあります。
諦めずに一緒に頑張って改善を目指しましょう！
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