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こんにちは!スタッフの彬です。

 

子供の頃大好きだったけれど、思春期にいったん離れ、再会して改めて感動する人やものってありますよね。

 

私にとっては、藤子・F・不二雄先生の作品がそんな存在です。

 

 

私は子供の頃、『ドラえもん』が大好きで、毎週のアニメ放送を楽しみにしていました。

 

ドラえもんの声がまだ大山のぶ代さんだった頃の話です。

 

その後、私は小学校の図書室にあった手塚治虫の『火の鳥』を読み漁るようになり、中学以降は青年誌の漫画にのめり込んで行きました。

 

そして、いつの間にか『ドラえもん』を観ることもなくなりました。

 

そんな折、十代の終りにふと手にしたのがF先生の『パーマン』でした。

 

 

いろんな漫画を読むうちに読書力がついたのか、子供時代の『ドラえもん』以上の衝撃的な再会でした。

 

パーマンを皮切りに、『SF短編』など子供の頃は知らなかった先生の様々な作品も読んでいった訳ですが、今でも『パーマン』は特別な作品です。

 

『パーマン』の作中、主人公のミツ夫は、パーマンとしてバード星の秘密道具を与えられ、とんでもない怪力や飛行能力を獲得します。

 

でも、昼夜問わず悪者退治に追われ、学校では居眠りをして過ごす日々。

 

しかも正体を明かしてはならないので、ミツ夫本人は誰からも感謝されることはありません。

 

『パーマン』で描かれたスーパーヒーローのリアルな悲哀は、数十年後の『Mr.インクレディブル』や『キック・アス』などの異色のヒーロー映画にもつながるもののような気がします。

 

(『Mr.インクレディブル』)

 

(『キック・アス』)

 

藤子・F・不二雄先生の作品はどこか軽く、しかも乾いていて、今読んでも古さを感じさせないものばかりです。

 

読書の秋とも言うので、私も改めてF先生の漫画を読み直そうかと思います。