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こんにちは!スタッフの太田彬です。
先日、東京都現代美術館で開催中の『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展に足を運びました。
私の世代の男性にとっては、ディオールというと、エディ・スリマンがデザインを手がけたディオール・オムが今も鮮烈に記憶に焼き付いています。
当時はとにかく細ければ細いほどかっこ良いという時代でしたね。
さて、この展覧会ではクリスチャン・ディオールの歴代デザイナーが残したアーカイブが一堂に会します。
鑑賞中、周りには男性がほとんどいなくて、20代くらいの若い女性の姿が目立ちました。
そのほとんどはディオールのお得意様という感じではなく、ファッションが好きなごく普通の女性たちでした。
彼女たちがうっとりする様子は、何か幼い女の子がディズニー映画のお姫様に憧れる姿を見ているようでもありました。
ムッシュ・ディオール自身も、「私の作るドレスは女性をプリンセスに変える」という言葉を遺していて、やっぱり!と思いました。
これはクリスチャン・ディオールによる、大胆なリボン使いが楽しい清楚なドレス。
ディオールの洋服はどれも、女性が女性であることを謳歌するもののように思いました。
こちらはミニマリズムで有名なラフ・シモンズによるもの。
幾何学的なのにフェミニンという、スタイリッシュなデザインです。