当ブログは太田社会保険労務士事務所の公式ブログですが、記事の多くは趣味や日常を扱ったものです。
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こんにちは!スタッフのあきらです。
今週末は東京でも雪の降る可能性があるそうですね。
東京ではちょっとした雪でも交通機関が麻痺することがあるので、積もらないことを祈るばかりです。
さて、前回は坂本龍一の記事でしたが、今回はYellow Magic Orchestraでの坂本、そして高橋幸宏との活動でも有名な細野晴臣のカバーアルバムについて書きます。
細野晴臣のミュージシャンとしての足跡はあまりにも多様で、日本のポピュラー音楽史そのものと言っても良いものです。
そんな彼のソロ・デビュー・アルバム『HOSONO HOUSE』(1973)は、発表から52年経った今も、若いリスナーの心をつかみ、また海外で新たなリスナーを獲得し続けている名作です。
そんな『HOSONO HOUSE』収録曲の国内外のミュージシャンによるカバーを集めたコンピレーションが、この『HOSONO HOUSE COVERS』です。
個人的に好きなものをいくつかピックアップします。
John Carroll Kirby & Haruomi Hosono - Fuku Wa Uchi Oni Wa Soto (feat. The Mizuhara Sisters)
Stones Throwと言えばカリフォルニアの名門レーベルですが、『HOSONO HOUSE』の開放的なユーモアは、西海岸の空気にも近いのか…!と納得しました。
새소년 (SE SO NEON) 'Party (HOSONO HOUSE COVERS)
こちらは韓国の3ピースバンドSE SO NEONによるカバー。
インディー・フォーク的な脱力感溢れるアレンジが、心身の緊張を弛緩させてくれます。
rei harakami - 終りの季節
最後に、以前当ブログでも紹介した電子音楽家・レイハラカミによるカバー。
実は私は先にこの透明感のあるカバーの方を聴いた口なので、原曲のトロピカルな明るさには驚かされました。
『HOSONO HOUSE』の感傷を寄せ付けない飄々とした語りは、次の世代、次の次の世代のミュージシャンを触発して、新たな表現を生んでいます。
それがこんなにリラックスしたものになるのは、作品を「もう半世紀も前のことなので、記憶も薄れています」と語る細野さんの人柄ゆえでしょうか。