2024年5月13日(月曜)
諸事情を考え随分悩んだ結果、今年の放浪第一弾は原チャリでの四国遍路逆打ちに決めた。
雨の旅立ち早朝に岡山の宇野港に向かう。
原チャリ走行はすべて下道、もちろん無料の自動車専用道も通行することができない。
原チャリ放浪は今まで盆明けとか真夏にしてきたので、着るものもタンクトップにジーパンと雨天用にカッパ、寒いときには薄手のウィンドブレーカーくらいと安易に考えていたのだが、宇野に着くまで寒さに震えて、風邪をひいたらどうしようかと、なめてかかったことに反省しきりの初日であった。
原チャリで四国に向かうにはフェリーで宇野から直島を経由して高松に向かうルートと新岡山港から小豆島を経由して高松に向かうルート、あとは尾道からしまなみ海道を渡り今治に向かう3ルートしか無くなってしまった。なので我が家からは最も安価で行きやすい宇野港からのルート択一で計画した。
フェリーが出航するころにやっと雨が上がった。
現在はこのルートも直島で乗り換えが必須となっている。
以前は宇野から高松直行便があったのだが・・・・
最近の直島は芸術と猫で有名になり特に外国人観光客であふれている。
港に置かれた草間彌生のオブジェを後にして高松に向かう。
風を切る寒さは思いのほかでカッパの上を着たまま高松港から約1時間で88番大窪寺に着く。
13時半くもり空の下13巡目の打ち始めである。
歩くと何時間もかかる距離も原チャリだと30分足らずで87番長尾寺に着いてしまう。
15時前に86番志度寺着くとやっと晴れ間がのぞく。
85番八栗寺の境内にある菩提樹の開花はまだ時期尚早で残念!
84番屋島寺でこの日の打ち納め、16時50分に宿に向かう。
17時半予約していたこの辺りでは常宿となった天然温泉きららに着く。予約時に和室をと念を押したのに洋室に割り当てられていた。
四国ではよくあることではあるがガッカリである。
風呂に入り夕食は食堂で勧められた酢豚定食と焼酎ハイ。
午前中は寒さに震え、午後からは日差しが暖かく感じた。
どこのお寺も外国人の姿が多く感じられた。
原チャリ走行:249Km 給油:3.19リットル