仙台でローカルテレビを見ていたら
美術館特集をやっていて、
懐かしい人と場所が
出てきました。
現代美術のアーティスト
中本誠司の現代美術館。
ある日突然変なおじさんが
変な建物を建て始めたのを
学校帰りに見ていました。
好奇心が抑えられず、
「何作ってるの?」と聞いた
その日から毎日のように
美術館作りの
手伝いをする事に。
そのおじさんが中本誠司さん。
私は「画家さん」と呼んでましたが、
今考えると現代美術の
アーティストやその卵達と
談笑する小学生・・・(o_o)
とんでもなく変わった子です(笑)
コンクリートの美術館を
ペンキで白く塗ったり、
ブロックを積み上げたり、
友達と遊べない日は
ほとんど美術館に
入り浸っていました。
画家さんは私のかなーり失礼な
「こんな絵売れるの?」という
質問にも真摯に答えてくれたし、
大きな秋田犬2匹と一緒に
日帰りキャンプにも
連れて行ってくれました。
東京に出てきてからは
なかなか遊びに行く事も出来ないまま、
画家さんは60歳で亡くなって
しまいました。
大人になってから
ちゃんと話すチャンスは
ありませんでしたが、
「人と違う事は面白い」と
教えてくれたのは
画家さんだったんだなぁと
初めて気がつきました。
小さい頃に接した人の影響、
大きいものなんですね。