今日もブログを読みに来て下さって
 
ありがとうございます^^
 
片付けアドバイザーの
 
マンマミーヤです。
 
 
 
 
花粉症で鼻水とクシャミが
 
スタートしました^^;
 
 
でも春が来たって事ですもんね。
 
辛い季節だけど嬉しい♪
 
 
 
青く透き通る空とピンク色の桜
 
 
 
この仕事をしていると
 
ご本人より周りの方々が困って
 
「なんとかしてもらえないだろうか?」と
 
相談を受ける事があります。
 
 
今まで周りの方々に嫌というほど
 
「片付けなさい」と言われて続けて
 
傷付いて心のドアを閉じてしまった方達です。
 
 
片付けのドアを開くのは、
 
簡単な事ではありません。
 
 
さて・・・どうやって説得しようか。
 
 
 
特に心の病でエネルギーがない場合と
 
相手が高齢者である場合。
 
 
どうやって心のドアを開くかは、
 
経験でしかありません。
 
 
 
 
今回は依頼人さんの叔母様にあたる
 
ご高齢の女性でした。
 
 
ご家族みなさんで説得されたようですが、
 
毎回玉砕・・・
 
もう歩く所もないと。
 
 
 
片付けが出来ずに傷付いているのに、
 
片付けのプロが来るなんて、
 
冗談じゃないわ。
 
 
その反応も当然です。
 
「片付けられない高齢者VSご家族+私」
 
これ、やり方を間違えると
 
ご本人は恐怖でもっともっと頑なになります。
 
 
 
体は私がいる反対方向を向けて、
 
絶対に私の目を見ない!
 
足は落ち着きなく動いていて、
 
半分開けたドアの前から
 
微動だにしない構え。
 
 
「絶対に部屋には入れない」
 
その強い意志が感じられました。
 
 
ご家族が説得している間に
 
部屋を見回してなぜ片付けられないのか
 
分析していきます。
 
 
ドアを閉められる前に
 
「二人でお話しさせて下さい」とお願いしました。
 
最初はとっても嫌な顔されましたが、
 
そこは経験と笑顔で(^^)
 
 
 
私こういう時片付けの話はしません。
 
ご本人は不安と恐怖で一杯なので
 
全然違う話をします。
 
 
天井近くまで積みあげられた洋服を見れば
 
洋服好きなのは一目瞭然ですから、
 
「お洋服がお好きなんですね^^
 
私は大きくて着る洋服に困るんですよぉ」
 
と愚痴をこぼしました。
 
「あら、そうよねぇ・・・15号?17号??」
 
「いやいや、袖の長さが足りないんですよぉ」
 
 
まぁ、そんな話から色々と話を広げ、
 
話す事小一時間。
 
「押入れの中の古いお布団を
 
捨てたいのよ~」・・・と。
 
「じゃ私、そのお手伝いにきます^^」
 
そしてなんとなんと一緒にお昼ご飯を
 
食べて下さいました^^
 
 
ご家族もビックリ。
 
 
 
 
帰りにちょっと恥ずかしそうに
 
「お布団じゃなくて私の部屋を
 
やってもらおうかしらね~」と
 
言って下さって心の中でガッツポーズ^^
 
 
北風と太陽、
 
今回も太陽の勝ちです^^