今日もブログを読みに来て下さって

ありがとうございます^^

片づけアドバイザーの

マンマミーヤです^^



皆さんは小さい頃、

お母さんの言う事を聞く子でしたか?


 

 

 

 


 

依頼人さん宅で仕事をしていて、

お子さんに「これは使ってる?」

と聞くと、考えるよりも先に

お母さんの顔を見るお子さんがいます。


自分ではなくお母さんの判断を仰ぎます。


なぜなら、使ってなくても、

「それは買ったばっかりじゃないの!」

「欲しいっていうから買ったのに」

「使ってるでしょ!」

と、言われるのが分かっているからです。



「このプリントはいるかなぁ?」

「ママに聞かないとわかんない」

「●●ちゃんはいると思う?」

「わかんない。だってママが

捨てちゃダメって言うから」

「●●ちゃんが決めてもいい

って言われたら決められる?」

「やだ。後で怒られるもん」



そのママが忙しそうにしているから

●●ちゃんはずっとプリントを

手に持ったままぼーっと待っています。



どうしていいか自分では

決められないからです。




その子が思春期に入り、

部屋に入れてくれなくなりました。


娘さんのお部屋は手が付けられなく

なっていてお母さんは困っています。


「部屋に入れてくれないし、

片づけなさいって言っても

片づけないんです」


片づけなさいと言っても、

自分で判断するすべを知りません。

だってずっとお母さんの判断を

仰いできたんですから・・・


でも反抗期で思春期で

お母さんに聞きたくありません。


部屋が荒れても当たり前ですよね。



子供に片づけを覚えさせるには

子供に判断させる事が大切です。




お母さんがプリントを必要だと思うなら

必要な理由とすぐ見付け出せる

ファイリング方法を伝授出来なければ、

取っておく意味がなくなります。



部屋のあちこちに散らばる

何十枚何百枚のプリントから

必要な1枚を探し出すのは

イライラするし時間が掛かります。

それが遅刻の原因になったり、

忘れ物の原因になったりします。



ただ「必要になるかもしれないから」

という理由だけで捨てさせないのは、

紙類の処理が出来ない大人を

作ってしまいます。



オモチャにしても洋服にしても、

とにかく親に判断を仰ぐ。

親は安心かもしれません。



でもそれは思春期になっても、

自分で部屋を片付けられない子を

作ってしまうんです。




思春期の娘さんの部屋を

一緒に片づけて、

ゴミ袋5袋分の不用品を

出した事がありました。



キレイになった部屋に娘さんは

大満足でしたが、

お母さんは褒めるより先に

「そんなに捨てたの?」と言って

その5袋すべてを部屋に運び入れて、

中身のチェックを始めました。



それを見た娘さんは

「ほらね」と不機嫌になり、

部屋に引きこもってしまいました。



せっかく片づけたのに、

お母さんが気になるのは、

「娘が何を捨てたか」であって、

キレイになった部屋ではありませんでした。



「娘さんが自分の力で

片づけられるようになるには

「自分で判断する力」を

つけてあげなくちゃいけないし、

信用してあげなきゃいけません」


お母さんはとてもお怒りで

「必要な物を捨てたら

どうするんですか?」と・・・



その時は「必要な物捨てちゃったね。

今度は気をつけて片づけしようねって

慰めてあげて下さい。

そうやって必要か必要じゃないか

自分で判断していきますから。

そして何かを無くしても

人生なんとかなるから大丈夫!


って教えてあげて下さい。


もしどうしても不安なら

ゴミ袋はお子さんの見てない所で

こっそりチェックして下さい」と

お話ししました。




親がず~~っと口を出してきて

思春期になったから急に

1人でやりなさいって、

そりゃないわ~!ですよね。



最初は一緒にやってあげて、

その後一人でやらせてみて、

間違えたら「次は気を付けようね」を

繰り返していく事が大切です^^


間違えて捨ててしまった物より

片づけた心を大事にしないと

子供の片づけ心は育ちません^^