Mさま、改め、お掃除の女神さま
私のところに舞い降りてきてくださって
本当にありがとうございました。
昨日は、あれから残りのゴミをまとめ、
ふすまをしめて、床をせっせと雑巾がけしました。
そして今朝、ずっとしめっぱなしだった
カーテンを開けて風を入れました。
ガス業者さんも来て頂き、つい先ほど無事に点検が完了しました。
Mさんと一緒にゴミを袋に詰めていたときもそうでしたが、
雑巾をかけているあいだも、不思議と楽しかった思い出が
どんどん溢れてきました。
新婚の頃のこと、赤ちゃんが生まれた頃のこと…
あの頃の私は、家族や友人たちをたくさん自宅に招いて
楽しい時間を過ごしていました。
でもよく考えてみたら、本当に楽しかったのか…疑問にも思います。
実家から遠く離れた土地にたった一人で嫁いできて、
本当はものすごく寂しかったのかも知れません。
でも、私の幸せを願って送り出してくれた家族や友人たちのためにも、
私は幸せにならなくちゃ、楽しく暮らさなくちゃ…そんな風に
思い込んで、楽しい生活を演じていたような気もしてくるのです。
私は、息子を授かる前に、2回連続で流産しました。
そのときも、私を心配して暗く沈むパパや家族には涙を見せずに
平気な振る舞いをして、いつも一人でトイレで泣きました。
2003年、自分に一体何があったのか、なぜ今のようになって
しまったのか、よく分かりませんが、何年もゴミに埋もれて
無駄に過ごしてきてしまいました。
だけど、過ぎてしまったことを悔やんで立ち止まっても仕方がないし、
少しずつでも前に進めば私の未来はきっと明るい!
…Mさんと出会った今は、そんな晴れやかな気持ちです。
息子は帰宅してからすぐにウルトラマンや怪獣の人形、
動物のぬいぐるみを見つけ出して、広くなった床いっぱいに
広げまくりました(笑)
大好きでたくさん集めていた人形たち…私が手に取ったものは
ほとんどゴミ袋に入れて捨ててしまいましたが、
Mさんが息子の心情を思って、捨てずに残してくださって
本当に良かったと思いました。
そういう意味では、今回はお掃除だけでなく、子育ての面でも、
とても勉強になった二日間でした。
学校に傘を届けなかった話を友人にしたら「偉い!正解!
よく頑張った!」と誉められました(笑)
Mさんが居なかったら絶対に届けに行っていたと思います。
パパは相変わらずで、むき出しになったフローリングを見て、
スチームモップを買おうとか、自動掃除ロボットを買おうとか
言い出しています。
しまう場所もないし、これ以上モノを増やしたくないからやめて!
と言うと、「俺が自分で床掃除やるんだから」と言ってました。
ちょっとビミョーだけど、自ら掃除をやると言うことなので、まぁ
いいのかな(笑)
次の機会まで、少しずつキレイに…そうでなくても今日の状態を維
持できるように、頑張ります。
これが最後のチャンスだと思うので、完全にリセットさせて、
家族と共に新しい生活をやり直したいたいです。