党中央委員会と国家保安委員会(KGB)は、どのようなルートでソ連の国家機密が海外に漏洩するのか、調査することにした。


秘密会議が招集された。会議室の全ての出入り口は閉鎖され、盗聴器が仕掛けられていないことが確認された。メンバーはトイレに行くことも許されなかった。会議が始まった。


少しすると、コスイギン(閣僚会議議長)が言い出した。

「出してくれ、トイレに行きたい」

しかし許可されなかった。

「あなたが情報を外に伝えてしまうかもしれませんから」

30分後、ふたたびコスイギンが嘆願した。

「出してくれ、私は年なんだ、もう我慢できん、我慢出来なかったらあなた方も困るでしょう!」

しかし許可されなかった。


突然、ドアをノックする音がした。

「誰だ?」

ドアの向こうで答えた。

「いまイギリスBBCのニュースで、コスイギンがトイレに行くのを許可されていないと報道していましたので、尿瓶をお持ちしました!」