毎日決まったように新聞売り場にやってきては共産党機関誌「プラヴダ」の一面を見て、買わずに帰っていく男がいた。


あるとき店員が尋ねた。

「何の記事を探してるんです?」


「お悔やみを待ってるんです。」


店員

「お悔やみは一番後ろのページですよ。」


「私が待っているのはね、一面に出るやつですよ。」