「予定が2つかちあって焦っている」と、しばらく前に書いた。


どのくらい焦っているか。


octagonalの説明書(の下書き)をもう書き上げてしまった。


疲れる筈である。デザインを決めるまでにすでにグロッキーだったのに、回復を待たずに大仕事をやったのだから。


①primal,horizontalは、底面15段だが、octagonalは23段である。しかも、イレギュラーにビーズを2つ入れたり3つ入れたりする場所が、前者より多い(要するにフクザツなわけだ)。


②立ち上がりと減目がぶつかる。ついでに、立ち上がりとねこの額がぶつかる。

一人で作っている時は、これは問題にならない。

「上がっちゃダメなところは下がる」だけだから。

なのに、説明書に起こそうとすると、なんであんなに煩雑なんだろう=-_-=

頭が沸騰しそうだった。


③底面と上蓋の段数が多い分、図の数が増えた。

はっきし言って、書き始める前には、7,8枚(14〜16ページ)を覚悟していた。

図の縮小はあまりやりたくなかった。ゼロから書き起こすことになるし(それはとても面倒くさい)、お客さんが図に書き込み出来なければ、ちょっとやりにくいかも。と思っているから。


底面と上蓋は、ただのサーキュラーではないので、立ち上がり箇所が毎段違う。自分が今どこにビーズやら針やら入れようとしているのか、常に数えたりメモったりしていなければ、ちと大変である。


しかしながら、図数は増えたが、結局、12ページにおさまった。(無理矢理納めた)


アートボード(要するに「ページ」だと思ってくれ)の上で編み図を縦に並べたり、横に並べたり、動かしまくって最大限に詰めた。

(もちろん、その後、整列機能で並びを整える)


残っている作業は、もう一つ二つハコを作ってみて、検証するのと、糸の長さを測るのと、くらいかな(もちろん、説明書に関しての作業だけの話)。


糸の長さを測るのはとても大変。アタリを付けて測って編んで、長さ修正してまた編んで。…何たって、途中で編み間違えたり(めんどくさいから、切ってほどいて、また繋いで編み進める)すると、ワケわかんなくなってしまう。


でも、このハコには、糸を継ぎたくないポイント(減目とか、糸を複雑怪奇サーキュラーに編む底面とか)があるので、それを避けて継げるように、なるべく正しい数字を出しておきたい。