私はダメだ

私は出来ていない

私は価値がない




そういうフォーマットが私の中に出来上がったのは

やはり、この人の影響だろう…









久しぶりに孫に会えて嬉しい

ダ○ソンを娘(私)が注文してくれて嬉しい

料理も張り切って作ってきた




そう思ってウチに来ているのは

十分伝わる、十分伝わってはいるのだが

ウチに着いた途端、口から出る言葉は…




「あー、ここ、汚いね。ホコリだらけでしょ」

「茶碗も洗ってない。どーなってんのアンタんち」

「こんなモン買ったのかい。もったいない」

「アンタんち暖房ケチってるのかい。寒いね」

「猫の毛ひどいわ。コロコロしてないんじゃない」

「どーせ冷蔵庫に何にも入ってないんでしょ」

「息子、栄養失調になるわ」

「息子のごはんちゃんと作ってないんじゃないの」

「アンタに怒られると思って

   息子は何も言わないんじゃないの?」

「この家にはビールも無いのか」

「お茶も出てこない」




ダメ出しの嵐…




ダメだ

ダメだ

ダメだ


出来てない

出来てない

出来てない


母親失格だ

母親失格だ

母親失格だ




そんなことばかりを爆音で喋る。悪気なく。





(私に向かって)

「アンタんちの猫、痩せてるねー」

「エサあげてないんじゃないの?」



(猫に向かって)

「猫ちゃん!痩せてるね!」

「ごはん食べさせてもらってないんじゃないの」

「猫ちゃん!痩せてるね!」



(私に向かって)

「いや〜、随分痩せてるわ」

「ガリガリじゃないの?」

「ちゃんとエサやってるのかい?」



(猫に向かって)

「痩せてるね!猫ちゃん!」

「お腹空いてるの?」

「痩せてるね!」



(私に向かって)

「ほら、鳴いてるショ!エサ足りないんだわ」

「かまってやんなさい!鳴いてるショ」

「それにしても随分痩せてるね」



(猫に向かって)

「猫ちゃん!抱っこさせて!」

「あら、軽い!痩せてるね〜」

「食べさせてもらってないんじゃないの?」

「可愛そうに〜」



(私に向かって)

「随分軽いわ。可愛そうに」

「エサくれ〜、って鳴いてるんじゃないの?」

「お水はちゃんとあげてるの?」




エンドレス…




ーーー




彼女のこの「ダメ出し」が「愛情を示す言語」

だと思おう!としても…


自分が調子悪い時は、思えません…




彼女の言葉に反応してしまう私は

まだまだ修行が足りないのでしょうか…

(前よりはだいぶ反応しなくなりましたが)



はぁ…