これは私が読み漁ってきた本の中から印象に残っている一冊をピックアップして感想を書いているものです。
あくまで私の感想なので(書評ではない)作者の意図とは違う受け止め方をしている場合もあるかもしれませんが、あしからず。
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小林直子著
ファッションブロガー
おしゃれに詳しくなれば無駄な洋服は買わないで済むだろう、という動機でこの本を購入しました。
内容が素晴らしかったので、何回かに分けてご紹介しますね。
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レッスン3 賢く買う
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レッスン4 ワードローブをつくる
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①年間の予算を立てる
②定点観測する
③消耗品と長く着るものを分ける
④季節単位で考える
⑤1週間単位で考える
⑥初心者は定番から揃える
⑦賢い買い方を知っておく
ファッション予算の目安は、手取り給料の1割。
1割が2万円だとしたら、1年で24万円。
24万円のうち、9万円を「その年に買う大物」の予算に。3万円を「靴」の予算に。そして残り12万円(毎月1万円)でシャツ、ブラウス、下着、タイツなど。そして2カ月分合わせてセーター、ワンピース、スカート、パンツなどを買っていきます。
そして、消耗品にはお金をかけないようにする。
・Tシャツ
・下着
・靴下
・布のスニーカー
・ポリウレタンの入ったもの など
しかし、長く着るものにはお金をかける
・コート
・ジャケット
・皮革のバッグ
・貴金属
・シルク
・カシミヤ など
洋服を買う時に、こんなこと考えたこともなかったです・・・
ワードローブは自分で構築していくものなのですね。
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うーん、洋服にこんなにお金はかけられないし、ファストファッションでいいか、たくさん買えるし。と考えている方は、
「 ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッションの真の代償~ 」
という映画。
観てくださいとは言いませんが、映画の感想をいくつか検索してみてください。
(そのひとつがこれです)
安い洋服がなぜ安いのかを知れば、洋服に対する考え方が変わるかもしれません。
物語における主人公の目的は、その主人公の望むゴールに到達することです。
恋愛ドラマなら、好きな相手と結婚してより一層の幸せを感じることが目的かもしれませんし、宇宙戦争ものなら、地球を救って、人々が幸せになることが目的かもしれません。
(中略)
人生には、おしゃれよりも大事な美徳がたくさんあります。
それを差し置いておしゃれにかまけるのなら、そんなものには意味がありません。行動すること、思いやりを持つこと、続けること、誠実なこと、人々に力を与えることなどのほうが、おしゃれよりよほど重要です。
おしゃれを人生の目的にしてはいけません。
重要なのは、主人公の目的の達成のためにおしゃれを使うことです。