久しぶりのブログです
今日はバドミントン選手のケース紹介です
アキレス腱断裂後復帰はしたもののうまく動くことができないというケースです
アキレス腱に限らず手術後にうまく復帰できない選手は多いかと思います
私も足関節の靭帯断裂を経験しましたが、復帰には本当に苦労しました。
厳密には現役中は思うように最後まで動けなかったというのが自分の感覚です
さてアキレス腱断裂したのは高校生のバドミントンプレーヤー!
細かい情報は割愛し、現状の情報のみ伝えると、痛みはなく可動域も戻ってきてるが思うように動けない状態です
試合はもう数日後に迫っているとのこと。
左右前後と思うように動けず、上下運動が激しい動きになってしまっています
リハビリはしてきたもののまだまだスムーズには動けません
こういう人は実際多く存在し、問題は筋力低下と考えて必死にリハビリをしている方も多いかと思います。
しかし、筋力が弱くなっていることはもちろんあるのは確実ですが、うまく動けない状態は別にあります。
怪我が原因かその前からの原因かは不明ですが、とにかく「蹴れない」状態になっています。
蹴るためには足の裏を床につけるのですが、ベッドに寝かせ、ブリッジのようにお尻を浮かせることをさせてみます。
その時足の裏に手を入れて踏ませると、なんと腿などには力が入るものの、足の裏には力が伝わっていない状態になっています。
これは本当に多いです
今回はまさにそのケース!
かばっていたからかもしれませんが、これは実は健康な選手もそうなっている選手が多く、動き出しの遅さにつながっています。
これはどんな怪我からの復帰でも改善すべきです。
とにかく動きにくく、筋力も発揮しにくい状態です。
この状態でうまく蹴れない感覚を筋力低下と思ってしまい、筋トレには励みます。しかしまったく筋力もつかず、動き出しの遅さも思うように改善しません。
これはまさに自分もそうでした。
本日はこれを真っ先に改善!!
体幹の力をしっかり足先まで連動させるようにします。
これを行うと劇的に動けるように「感じます」
この状態からしっかり筋力トレーニングなどをしていくことで、競技のなかでもしっかり足を使うことができ能力が回復しやすくなります。
大事な試合も数日後、やれることはやり、悔いのない試合をしてもらいたいです。