⬇前回のお話はこちら
4回目のデートは山の方に足を伸ばした
少し前まで「最低3回はデートしてみる」という
ノルマを自分に課そうか悩んでいたが、
(マッチングのノルマを課しても
1.2回で切ってしまうことばかりだったので)
こんなに苦もなく3回デートをクリアできる人がいて驚いた
分からないことが多くて
それを知りたいと思えるからだろうか

彼が迎えに来る、と言ってくれたが
方向が逆なので前回と同じ感じで……
と断った
前日はあいにくのお天気だったが
当日は天気に恵まれた
そのため、山間の滝の水量も多く
昔の人がそれを布に例えたのも容易に納得できた
水の粒、ひんやりと冷たい空気
光を織り込んで落ちる白い布
岩肌が水に濡れてつやめいて
青紅葉が日に透ける
それは私が一番好きな情景だった
「晴れてよかったね」
と話しながら目的地に向かう道中
いつもより長いドライブだったので
話すことはたくさんあった
「何をされたら嫌ですか?」
ひ「うーん、釣った魚に餌をやらないとか
お前呼びとか、2人のことを相談なく決められるとか
まぁ、いろいろだけど、逆に年下くんは?」
「2人でいるときに別のことであからさまに不機嫌になられたり
他の男の人のところにふらふら行かれたりですね」
ひ「なんかすごい具体的だね」
「直近付き合った彼女が機嫌が悪い時は
全然楽しもうとしてくれなくて……二人でいるのに。
あとは、前に付き合った人ですぐ他の人にちょっかいかける子がいて……嫌だなって」
ひ「なんか、付き合った経験で【これは嫌】の数だけ増えていくよね」
「ほんとにそうですね
長続きとかしたことなくて
僕から振ったの1人だけで
あと全部振られてるんですよ」
ひ「元カノ何人?
釣った魚に餌やらないタイプ?」
「4人です
違います、むしろ餌をあげすぎるタイプです」
ひ「その歳で4人って多くない?
うーん、そうなのか、なんでだろうね?」
「それが分からないから悩んでます
年上だけ付き合ったことがないので、
次は年上の方と付き合ってみたいです
ひよりさんは次どういう人と付き合いたいとか決まってますか?」
続く……
