⬇前回のお話はこちら
支払いを済ませて駐車場に戻る
ひ「ところで、帰りは送ってくれる?
歩いて帰れなくもないが、ちょっと遠い」
「とりあえず、乗って」
ひ「嫌。乗り降りめんどくさい、決めて」
「謝るから、乗って。中で話そう。
帰るにしても送るから。危ないだろ。」
ひ「聞こう」
車に乗ると
いつものスカした態度からは
想像できない様子で謝罪を述べた
「ごめん、ほんとにごめん」
ひ「もうしないで、それが許す条件」
私が態度を軟化させると
「約束はできないなぁ」と言った
ひ「じゃあ、許さない
それだと謝ったらなんでも済むことになる
人をころしても」
「それはさすがに飛びすぎだろ」
ひ「うーん、それもそうか
じゃあ、泥棒してもごめんで済むことになる
ちなみに、今日の支払いは私だ
元彼くん泥棒じゃん」
「泥棒じゃ……確かにな……」
ひ「分かったね、話は終わり
許すけど、今日は帰る」
「まだ怒ってるのか?」
ひ「もう怒ってない、けど、お腹痛い」
「それでどうやって歩いて帰るつもりだったんだよ、病院は?」
ひ「いい、数時間も寝てれば治る」
「俺は部屋に入れないよな」
ひ「私のシェアハウスは男子禁制だ」
「数時間って何時間くらい?」
ひ「2-3時間」
「シート倒すから車で休む?」
ひ「家で休みたい」
「分かった、着いたら起こすから休んどいて」
ひ「ごめん、ありがとう」
そして
元彼に家の近くまで送ってもらうと
ほうほうの体で部屋まで戻り
3時間くらい横になった
