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この人、見た目だけはいいんだよなぁ……
としみじみ思っていると
「このほっぺたどうにかならん?
ぷにぷにがかわいいのはあるけどさ
もうちょっとしゅっ、と」
ひ「女性の肌に触れるのはセクハラだからな
あと、これは肉じゃない、皮膚だから」
彼がぼそっと
「かわいくなった」
と言ったので、
この言葉を聞くために今日ここに来た私は
内心ガッツポーズをした
逃した魚は大きかったと後悔してくれ、と
心の中で小躍りをしながらも努めて冷静に
ひ「言ったでしょ?寒いから中いこ」
いざ、水族館へ
付き合ってた頃にも
別の水族館に行っているので
そのときの話もしながら
あっという間に2時間が経った
ちょうど13時を過ぎた頃だったので
お昼ごはんを食べようとなったのだが
水族館の近くの唯一の飲食店が激混みだったため
彼の運転で少し離れた
ショッピングモールに行くことに
道中は私の婚活の話について聞かれました
「何歳くらいの人と会ったの?」
ひ「20代~30代が多いかな」
「最高は?40いた?」
ひ「会っただけ?ならいたよ」
「他に何があるの?」
ひ「話してみて、お互いよかったら
カップリングしてごはん食べに行ったり?」
「それは何歳が最高?」
ひ「30後半かな、6、7あたり
でも、個人的に6以上は無理だなって思った」
「ふーん、で、何人と会ったの?」
ひ「さぁ、覚えてない」
驚いたのか一瞬黙った彼に
ひ「婚活ってそんなもんよ」
と、突き放した
ショッピングモールが近付いて
駐車場の入り方を悩む彼
「こっちでいいのかなぁ
3回目だからあんまり覚えてないわ」
ひ「確かそうだよ、
この前来たとき、この先ちょっと行ったところから入った」
「ひより、車運転できないのにどうやってここまで」
ひ「ここ右折ね、そのまま流れに沿って行けば入れるよ」
他の人に連れてきてもらった、と言えば
彼は傷つくかも……と思って
道案内で誤魔化した
もう少し続きます
