今日は会社を休んでしまいました。


片付けても片付けても増えていく仕事

残業ありきな業務量

休んだら増えるだけと分かっていながら

がんばろうって気になれなかった……



さて、続きです


前回のお話はこちら⬇





30分という約束で電話をしたひより


20分がすぎた頃


「一人暮らしの経験がない人とは将来を考えられない」


と告げました。



理由はなんでもよくて

でも、相手の人格を否定するのは違うし

相手の容姿を理由とするのも違うと思いました


それ言われたら傷つくじゃんって

思っちゃったんですよね……



こういうとき

いちばんいい選択肢は

「他に好きな人ができた」

だと思うのですが、

相手はなぜか「付き合っている」と認識しているので、

これを選ぶと面倒なことになりそうで

上に述べた理由にしました



自立心もなく、生活力もなく

甘ったれていると感じていたのも大きいです



言いにくいことをなんとか伝えて

このまま電話を終えて

また来週から婚活がんばろうと

思っていましたが


私のそんな展望は

相手の執拗な食い下がりによって阻まれ

ついでにメンタルはズタボロです



相手を傷つけないように

最小限で済むようように配慮しているのに

(つもりだったらごめん)

その相手からは傷つけられるって

どういうことなん



というのは、さておき

ここから相手の

執拗な食い下がりが始まります



それは時間にして1時間半超



「30分というお約束でしたよね

次の日仕事ですし、シャワーもまだとお伝えしていますよね

私が『うん』と言うまで、お電話置かせていただけないのでしょうか?」



そう言うまで続きました




電話の内容というのは

堂々巡りの繰り返しでした


彼はしきりに

「生活力や金銭感覚はこれから身につけるので

見限らないで欲しい

納得できない、理不尽だ」

ということを繰り返します



私はその度に

「私にそれを待っている時間はないんです」

「納得については、ご自身の中で処理していただくことです、私にその責任はないんです」

ということを伝え続けました



そのときの彼は


「生活力は実家でも身につく。

経験はないが、これから積極的に手伝いなどをして身につけていく。」



「今は調べれば出てくるので、実際に生活したらなんとかできるようになる。」



「半年でも一年でも、同棲をしてみたらイメージがつくのではないか。」



「今の職場で身につけられることを身につけてから、転職するかも……ということなら、実際にこちらで一緒に生活するまでに一年は余裕がある」


(注:私は一言もそちらで一緒に生活するなんて言ってない)


ということを言っていましたが



「私にその時間はないんです」

「ないというのは、ゼロなんです」

「ゼロはどうやってもゼロなので無理です」


と答えました。




埒が明かないと困り果て

ふとYESバット方式という方法を思い出し

使ってみることにしました


「その意欲もその姿勢もとても嬉しいんですが、

伸びしろがありすぎて……。

今私が求めているのは実績なんです。」

 


彼の返答は


「意欲もあって、伸び代がありすぎることの何が悪いんですか?

一人暮らししていても、(お金を)あるだけ使い、貯金もないような人より、きちんと貯金をしている人のがいいじゃないですか。」


とのこと。


(……私より少ない貯金額でよくそれ言えたな)



「私が今求めているのは実績なんです。

もちろん、一人暮らししていてもそのような人は選びません。」


「これを言うのはほんとに酷なのですが……

意欲も実績も持っている人もいるんです、

意欲はあるけど実績はない人は選べないんです」



ここまで言ったので

さすがに納得してくれるだろうと思いました



これまでなかった少しの沈黙が訪れ

私はようやく彼を納得させることができたと

小さく息を吐きました



ふと時計を見ると

約束の30分はとうに超えており

1時間15分が経とうとしていました