ある夜の事、いつもより早めに二階の寝床に上がり、スマホ片手にゴロゴロしていたら、何やら、一階のリビングから玄関チャイムが鳴る音が。

えっ!と思いつつ時計を見ると22:30。

こんな時間に?
誰?
と一瞬考えはしたけれど、気のせいかと思いつつ、再びスマホに目を戻したタイミングで、今度はハッキリと耳に聞こえてきた二度目のチャイムの音。

慌て階段を降り、玄関の扉を開けて確認するが、正面には誰も居ない。

はてさてイタズラか、気のせいかと思いつつ、左右も見てみると、
我が家から右10メートルくらい先の、曲がり角付近にいた男の人が「車のルームライトが付けっ放しになってます!」と。

反射的に「ありがとうございます!助かりました。」と答えたものの、既にパジャマに着替えていた事もあり、近くに言ってキチンとお礼も言えず…。

私の言葉が耳に届いた、その方からは「夜分にすいません。」と!

助けて下さった上に、ご自分の非礼を詫びる言葉を聞いて、つくづく、日本人はと…。

恥ずかしながら、実はこの出来事は二度目(汗)

前回も時間は夜の21:00頃だったでしょうか?

チャイムを押して下さったのは、今回同様見ず知らずの方。
小学校低学年のお嬢さんを連れた若いご夫婦でした。

「車のルームライトが、点いてますよ。」と。

「お陰様で」のこの言葉。
普段は何気なく、ついつい条件反射的にも使っていますが…。
非常に有難い、重みのある言葉であると再認識。

な訳で、全く歩けなかったぺきも私もお陰様で、で生きてます。

次回はそのぺきの変化の様子、過程なども。

この状態で首を上げる事さえ難しかったぺき。


それが、車椅子も卒業で。


今は、歩いてます。
走ってます!