さ、さむい~~~~~~
今日、イケメン・・・と言うよりもイイオトコと話す機会があった。
普段、家でパソコンが友達になっている私にとっては
かなり楽しい、だけど発見がたーーーっくさんある、かなり有意義な時間になってしまった。
その中で、かなり私の心を打ったお話を。
「じぶん・・不器用ですから」
ってくらい不器用です。
いや、むしろ“ぶきっちょ”のほうが似合うかも(笑
だから、手先を使った作業が大の苦手。
そんな私が↓これを作った。
これは、友人の結婚式の余興で使用する、花婿取扱説明書のプレゼント用ファイルである。
和紙と水引きを購入して、一日がかりでこの一冊を作り上げた。
一日がかりで、これ1つである(笑
器用に出来ない分、ものすごく時間がかかる。
きっと、器用な人が私の作業を見ていたら、イライラするくらい効率が悪かっただろう。
けれどもこれが完成したときの喜びは、今でも忘れないくらい覚えている。
ここまで頑張ったのは、ないくらい頑張った。
○
もしも、あなたが「私って不器用だから・・」と思うのであれば、不器用でいい。
思いっきり時間をかけて作ってみたいものを作ってみる。
器用な人よりも何倍も時間がかかるし、思い通りの作品は出来ないかもしれない。
けれども、当たり前に出来る人には味わえない、充足感を得ることが出来る。
今日話していたとき、不器用な私に対してイイオトコ(笑 は
「ハギノーは、左手だよ」
と言った。
「左手を使ってご飯を食べてみて」と言うので、夕食に左手を使ってみた。
まあ、使いにくいこと(笑
でも、わかってしまった。
私の利き手は右手。
左手でご飯を食べてみると、当たり前のように右手で料理をお箸でつかみ
口に運んでいる。と言う何気ない作業が、こんなにも高度な動きをしていることを
慣れない手で使うからこそ、得られた発見である。
彼が「左手だ」と言ったことは、器用なサラッとこなせる人は、物事を
スムーズに運ぶこと出来るし、なんとなく出来てしまう。
けれども、ぶきっちょな人は、上手に出来ないからこそ
作業一つ一つの重要性をかみ締めながら作業することが出来るのである。
不器用だっていいじゃない。
器用には得られない、喜び。
たっくさん味わっているんだから。