料理研究家・片幸子の+sachi kitchen

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かたさちこのプラスサチキッチン
素材のこと・作り方のこと・おもてなしのこと・繋げたい家庭料理のこと
「てづくりごはん」がもっと楽しくなる情報をお届けします!

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みなさまこんにちは。

東京のソメイヨシノはすっかり葉桜になりました。
桜の花には毎年心が動かされますが、花びらが散ったあとの
新緑が芽吹いてくる様子も、エネルギーを感じて意外と好きです。

さてさてそんな中、ひとつお知らせです。
WEBサイト 「Olive Oil Life」  にて、
「オリーブオイルのこと」というコーナーに、記事を書かせていただくことになりました。
本日より記事がアップしています。 http://oliveoillife.jp/knowledge/

一回目の記事のテーマは、 「オリーブオイルはほかの油とどう違う??」 です。

一回分の記事は、それほど長くないので、気軽に読んでみていただけると
嬉しいです。今後、1~2週間に一度、記事が追加されていく予定です☆

オリーブオイルについてあまり知らない、という方にとってもわかりやすく、
ご存じの方にとっても、へ~そういうことだったんだ!となるような
オリーブオイルのことを、私の言葉で書いていきたいと思います。

ほかにもいろいろな情報が掲載されているサイトなので、
ご興味ある方、ぜひのぞいてみてください(^^♪



みなさまこんにちは。
2月の手仕事の教室は、こんにゃくいもから作る、手作りこんにゃくをテーマにしました。

「手仕事の教室」は、普段身近にある食べものが、どんなものから、どうやって作られるのか、
美味しさってどこにあるんでしょう?ということを体験&実感いただくことを主旨としています。

こんにゃく作りは、まずはこんにゃくいもをさわるところから。
実家の母が育てたこんにゃくいも。
 

こんにゃくいもは、数年かけて育てていきます。
種イモを春に植えて、秋まで土の中で育て、一度掘り起こす。
春にまた土に植える、というのを繰り返しながら、
いもを大きくしていきます。
3年もの、などとあったりするのは、そのことを表しているんですね。

 

 
 角のようなところは、芽にあたります。土に植えるとそこから地上に茎をのばします。

こんにゃくいもは、アクが強くて、断面を素手でさわるとかぶれてしまいますので、
手袋をしてカットしたらゆでます。
 
ゆでたら皮をむいて
 
  

水と一緒にミキサーで撹拌
 
  
  ちょっとおいてから練る。
 
 
お湯でといた炭酸ソーダ(重曹)を加えてまた練る。
 
 
バットなどを使って型入れ。
 
 
へらなどでカットしながらゆでます。
 
   
 

 
 
ゆで上がり。
 

型にいれずに玉こんにゃくもできますよ。
 

出来上がりのこんにゃくをいろいろな食べ方で食べてみました。
こんにゃくづくし。
アヒージョにしたり、お肉と煮物にしたり、サラダ、おひたし、など。

 
 

もっともシンプルなお刺身こんにゃく。おしょうゆをかけて。が、
手作りのおいしさが一番わかりやすいと人気でした。
ただ切ってかつお節、しょうゆをかけるだけ。 
だけ。。
私の地元では、もっともポピュラー、というか、この食べ方しか見たことない。
これを食べたくてこんにゃくを作る、ようなところもあるので、
やっぱり、と納得でもあり、意外でもありました。

  
 
  こんにゃく作りは、追加開催のリクエストもあり、来週末もまた開催します!

食べるは作る、作るはおいしい☆
また他のテーマもお知らせしていきたいと思います。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



 

2016年1月に、渋谷ヒカリエで行われた
JAPAN BRAND FESTIVAL。

http://jbfes.com/

日本のモノづくりの魅力を海外に発信していくにあたり、
これまで個々の取り組みが多かった中、
垣根を取り払って連携し、そのノウハウを共有して
力強い大きな流れを作っていこう、という考え方の発信イベントでした。

一週間にわたり、開催されたイベントの初日に設けられた、
メディア発表の後のレセプションにて、
90名様分のお料理を作らせていただきました。

 

 
 
調理の場がない会場でしたので、お料理を持ち込んで現地で盛り付け。

JAPAN BRAND FESTIVALの主旨を反映できればと、
いろいろな食材をお一人分の一皿に盛り込んだ、
モダン和食を目指しました。

会場のセッティング風景。

 
 
お料理の準備にかかりっきりになり、イベントの様子は写真に収めることが
できず、全体の様子がわかりにくいですが、、

イベントの主催者のお二人と。

 
 
 日本のモノづくりの魅力を、世界の多くの方、日本国内にも、
広め残していきたいと、真剣に考える方々。

お料理での協賛という形でしたが、多くの方がその想いに共鳴している様子に
感銘を受ける場となりました。

きっと、一過性でない大きな力がまた生まれていくことと思います。

お声かけいただき、ありがとうございました!