今日は京成線の堀切菖蒲園駅に来ています。

住所は東京都葛飾区。下町です。

 

 

やってきたのは「哈爾濱餃子」。ハルピン餃子と読みます。

 
 

東京の東を代表する餃子の名店。

マイナーな町の、ぱっとしないラーメン屋さんなのですが

下町の餃子の名店としてメディアでもたびたび紹介される店です。

 

東京このあたりは、立石、亀有、金町、亀戸、鐘ヶ淵と
この堀切菖蒲園を含め餃子の名店の多いエリアです。
 
 
お店はカウンター5席のみの極小店。
 
なので並ぶ時はほんとに並ぶので覚悟。
 
老夫婦お二人の経営。いつまでたっても日本語たどたどしいのがキュートです。
 
店内はオートフォーカスだとピントが狂うほど狭いのでマクロか接写のみ。
 
餃子だけでももちろんOKですが、せっかくですので
ラーメンも。
 
 
正しい下町のラーメン、というお姿です。
 
 
さっぱりしたスープに
ちぢれとかん水の強めの麺。
具はチャーシュー、もやし、しなちく、ゆで卵。
 
一口目のスープのインパクトを重視した最近のラーメンとは
真逆のベクトル。
まったく戦ってない感じです。でもそれが至極素晴らしいのです。
 
 
焼餃子登場!ころんとした姿と焼き色がかわいらしい。
きちんと閉じられた皮が、丁寧な仕事を思わせます。
皮がうまいのが見た目でも分かります。
 
 
 
カリっとしてモチモチの皮。
具は野菜と肉だけのシンプル。なのになぜこんなに美味しいのか
というほどの美味。
 
 
この皮なら絶対水餃子の方が美味しそう。
ということで水餃子を追加でオーダー。
 
きた。包み方変えてるみたいです。
ぷるんとした皮の存在感が素晴らしい。
 
個人的に好きな餃子のたれは、お酢6にラー油3に醤油1。
 
すごく美味しい。ぷりぷりの皮はまるで厚手の麺のよう。
餃子の方から口のなかに飛び込んでくるようです。
 
海鮮の餃子にしたので、中の具は海老やホタテと肉と野菜。
ふっくらとした深い味です。
餃子は主食なんだな、と改めて分からせてくれる味。
 
餃子はトマトやニラ餃子など、いろんな種類が揃ってます。
 
これだけすごい店なのに、全然偉そうにしていなくて
餃子以外にも普通のつまみが揃っていて
地元のおっちゃんが普通に飲んでるのもいい雰囲気です。
 
東京下町の町中華の頂点、という気がしました。