
大阪の黒い魔神、東京上陸。

船場カリーは大阪のローカルカレーチェーン。
大阪に行ったおりに食べて、
その異様な黒色にショックを受け、さらに味にも驚嘆し
恐るべし大阪、と思ったカレーです。
埼玉県三郷に関東上陸したのに続き、このほど満を持して東京上陸。
しかも場所は神田、秋葉原、神保町にはさまれた小川町というカレー激戦区。
殴り込みという表現がふさわしいと思います。
場所は神田小川町交差点。カフェのような雰囲気です。

メニューはこんな感じ。黒が並びます。
おすすめ、とあるスジねぎカレーを注文。
まさか東京で食べられるとは。わくわくして待ちます。

はい、こんなん来ました!
黒。真っ黒。深い黒。イカスミ由来の黒色。
単純なブラックというよりはいろんな色を混ぜたような複雑な黒です。
「ラホール」のブラックカレー、「カレーは飲み物」の黒い肉カレーなど、黒をうたったカレーはけっこうあるのですが、それでも、この黒色にはやはりぎょっとさせられます。
黒いカレーにネギの白がコントラスト。
そういえば関西では青ネギ、関東では白ネギを食べるはずなんですが、
ここは白ネギですね。大阪で食べたネギカレーはどうだったかなあ。
ちょっと思い出せません。
黒と白ではちょっとシックすぎるので、福神漬けを投入して彩りをましてみました。
黒と白と赤。いい感じのカラーコーディネイトになりました。

食べてみると、ひと口目は果物と糖分の過剰な甘さ。
それから時間差で辛さが追っかけてきます。
欧風カレーと似ているのですが、インデアンカレーなど、大阪カレー特有の、いったらんかい的な強めの甘さと、食べている最中に感じるコクと旨み、
そして食べた後に残るシャープな辛さが特長です。
つかみ、展開、後味。お笑いに近いアプローチです。
ルーはねっとりとしたとろみがあって、カレーライス食べてます感が強いです。
ネギはしゃきしゃきしていてカレーのねっとり感と好コントラスト。
このルーとは若干、唐突感や違和感はありますが、
すじ肉の煮込みはしょうゆで甘辛く煮てある和風のテイストなので
肉とルーとネギがあわさることで、すじ肉の煮込み、あちらで言うところのどて焼き感覚で
いいマッチングになります。
東京にはありそうでないタイプのカレー。味的にもお値段的にも、気軽においしくいただけるので、おそらくは東京にも定着していくのではないかと思います。