親子の関係はそれぞれ | 「他人の視線が気になる」がなくなるヒント

「他人の視線が気になる」がなくなるヒント

気持ちが不安定になり、職場も勉強会でさえも一人で行けなくなった自分がコーチングに出会い、転職もしました。視線恐怖症からの脱出、そして自信と安心感を作ってあげたい、そんな思いを綴っていきます。


年末年始、介護施設で生活している方の中には自宅に一時帰宅される利用者さんもいらっしゃいます。

一時帰宅するご家族から
「他にも一時帰宅される方は多いのですか?」とよく聞かれます。

今までいた施設でもフロア9人のうち二組ほどという感じでこれは変わりませんでした。

かと思えば家族が半年に一度くらいしか来ないという方もいます。

その家族の息子さんから
「じつは私は彼の事を父親とは思えないのです。」と話をされたこともあります。

「私が小学校の時、彼は家を出て行きました。認知症になり愛人に見捨てられ突然父親だから面倒見ろと言われても冷たい人間と思うでしょうが愛情が彼に湧かないのです。」

こういう現実もあります。まだ認知症があっても家族がサポートすればと言ってもサポートするにはそこに気持ちを入れられるかどうかの事情はそれぞれの家庭で違います。

それぞれの家族にそれぞれの理由があるのだと僕はこの仕事で感じ考えるのです。