2018年2月10日(土)に3回目の開催となる、語り部プロジェクト主催の「戊戌 立春朝搾りの会」を開催しました。
立春朝搾りとは、立春(2月4日)の日の早朝に絞りあがった日本酒を、その日のうちにお客様に届けるために酒販店が蔵へ足を運び、協力して出荷作業を手伝って、神主から立春朝搾りに関する全ての人の無病息災・家内安全・商売繁昌を祈願して出荷される、とても縁起の良いお酒です。
この会は、立春朝搾りの加盟蔵元すべての立春朝搾りを集めて飲み比べが出来るイベントです。今年は新たに3蔵が加わり合計43蔵が立春朝搾りに参加しました。
会場の真ん中に主役の「立春朝搾り」43銘柄を並べて、乾杯で開宴となりました。初めて立春朝搾の会にご参加いただいた方、過去にもご参加いただいた方も配布したリストを手に43種類から飲み比べを楽しんでいただきました。
この会の特徴となるのは、日本文化を生業にされているスペシャリストを招いて、『新しい春の訪れを日本酒で祝おう!』というコンセプトで、立春朝搾りとのペアリングに新鮮なお刺身やお肉を提供する水産・食肉の仲卸、風呂敷研究家によるワークショップ、国内外で活躍する和太鼓演奏を招いて行いました。
立春朝搾りに合わせる食には、新鮮なお刺身は川崎南部市場/三栄水産の柳 延豊さんに用意していただきました。お肉を提供してみなさんに新しい出会いを試していただきたく、今回は横浜食鳥鶏卵の荒木 敏行さんに鶏肉をメインとしたお肉料理も用意していただきました。
そして、今年は新しい試みとして、食以外にも器とのペアリング酒器別飲み比べのコーナーを設置にて、さまざまな酒器を用意しました。職人さんが手がける素敵な飲み比べ専用の台は、株式会社KIJINの石川 玄哉さんに用意していただきました。
風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ 純子さんに日本酒の瓶を綺麗に風呂敷で包む方法をレクチャーしていただくワークショップを開催しました。
スペシャルゲストとしてお招きして、立春朝搾りの生みの親「日本名門酒会」の飯田本部長と、株式会社飯沼本家(甲子正宗)の飯沼常務による特別座談会を行いました。立春の朝の様子や立春朝搾りに込めた想いなど、約40分ほどお話をしていただきました。立春朝搾りの生みの親と作り手の話を聞けるチャンスはそうはありません。ご参加いただいたお客様からも質問をいただき、お二人にお答えいただきました。
飲み比べた中でお気に入りの銘柄に投票する『立春朝搾りオブ ザ イヤー』。各参加者持ち点1点を投票していただきました。今年の最優秀賞は、「甲子」が選出されました。
最優秀賞:甲子(千葉県/飯沼本家)
立春朝搾りの会の締めには、和太鼓千代組の千代園さんによる鼓と太鼓の演奏をしていただきました。縁起のよいお酒にめでたい曲で締めていただきました。間近で聞く太鼓の音は聞くというよりは「浴びる」という感じで大迫力でした。
日本酒が大嫌いだったことが一転して、日本酒愛が芽生えるきっかけになった立春朝搾りと出会って、早8年。。。あの時の自分と同じ体験を、同じく日本酒嫌いの人や、興味のない人、飲んだことがない人へ体感してもらいたい!そんな想いではじまった立春朝搾りの会も、今年で3年目を迎えることができました。
毎年新しい出会いやご縁をいただきながら、さまざまな企画が誕生しています。ご参加いただくゲストや酒販店、仲間たちの支えがあるおかげです。本当にありがとうございます。
何よりも、ご参加いただくお客様の顔ぶれが毎年変わっていくこともひとつの醍醐味で、立春朝搾りを囲んで語らう姿や、新しいコミュニティができているのもいい時間と場所を提供できていることと実感しています。またみなさんとお酒や料理、日本文化を囲んで、楽しい時間と場所を作っていけたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



















