この11月の柳井演劇鑑賞会で僅かの間在団していた青年劇場の「星をかすめる風」を観劇しました。
養成所5期生として所長役の葛西和雄さんを2年半ぶりに再会迎えることが出来嬉しく思いました。
ユンドンジュ役の矢野貴大さんから後日上演の礼状が届きネットで矢野さんを検索したら、俳優座養成所を卒業して青年劇場の「銃口」を観て感動され入団された記事に出会い、原作の三浦綾子さんの名前は知っていたものの作品を読んだことがなかったので今読んでいます。ぐいぐいと引き込まれ涙を流しながら拝読しています。この作品を演出されたのが堀口始さんで養成所から入団した時、信濃町の稽古場でお出会いし物静かで重厚感の佇まいが魅力的な方と感じました。
日頃文章に接することが多いのですが、久しぶりの読書になっています。やはり物語を読むというのは楽しいものですね。
近年青少年の読書量が少ないことも学校運営協議会でも報告されています。日本語を正しく身に着けることが何事においても出発点になると認識を新たにしています。
