今回のロケットの打ち上げは1日延期の上、カウントダウン中に中止になってしまいました。
暑さの中、大人も子どもも右往左往で大変だったと思います・・・ん?
って、他人事みたいなことを言っている私はそうでもなかったのです。
温泉に入って路線バスで民宿に着き、涼しくなったところで今回の見学場所を確認に行きました。
運の良いことに前日に泊まった種子島のホテルで民宿から近い打ち上げ見学にベストな場所を教えてくれた方がいました。
(ほんと、前回よりスカッと見えるわ!)
と、言っても前回は発射音の振動で家の窓ガラスがガタガタなるのを聞くために遠出しなかったのですが。
見学場所を確認して民宿に戻るとおいしい夕食が出来上がっていました。
いつも心のこもった手料理をたくさん作ってくれて、今回は家族連れのお客さんが来ていたので、民宿の主、K子さんの部屋で一緒に食べました。
K子さんはもうすぐ82歳、私の母と変わらぬお歳です。
以前のブログで「観音様」になぞった方です。
私に限らず、ゲストの人、皆を家族のように扱ってくれ、しばし、子どものころ、お盆に行った祖父母の家での夏休みのようでした。
翌日、打ち上げ時間少し前に玄関で靴を履いていると有線放送で延期の放送がありました。
家の中に戻って、次の案内を待つこと3時間、とうとう、延期ではなく中止の放送が流れました。
一般の人は炎天下の中、長いこと屋外で待っていたことと思います。
遠くからやってきて1日延期(天候)、そして当日、システム上の問題とはいえ、中止になってしまい、文句のひとつも言いたくなるような出来事です。
宇宙ステーション補給機「こうのとり」から、これで5回目の見学になる私、動じなかったどころか理解できたし、慎重な判断に拍手を送ったほどです。
長年、打ち上げを見守っている島の人たちはそのことをよく知っています。
すべてのことは当たり前ではないのです。
そんなことで今回は、自分の決めたことの成り行きを時に委ねることを身をもって感じさせてくれた出来事でした。
鹿児島に帰るための最終路線バスに乗れなくなった私にK子さんは
「さ、温泉に行くよ!」と車で連れて行ってくれました。
(本当は高齢運転なので自分から誘うことはやめているそうなのに)
2泊の間、たくさんの話をしました。
K子さんはどんなことでも前向きな考えをします。
(私もそうらしく、よく言われるけれど、その私を勇気つけさせてくれるほどのレベル)
一緒にテレビを見ていると、
「この人、嫌いよぅ」、「ほんと、バカなこと言ってるねぇ」と、率直に言うところもあり、痛快。
その夜、眠っていると、午前3時半すぎに震度2の地震がありました。
ちょうど、ペルセウス流星群が午前4時にピークと聞いていたので、そのタイミングにびっくり。
外に出て10分ほど空を眺めていると2個の流星をみることが出来ました。
朝になって、
「朝方、流れ星を見に外に出たけれど、物音で怖がらせないかと心配しました」と、言うと
「泊まっている人がいるから、かえって安心だよ」とのこと。
何から何まで素敵な方です。
プラハのカレル橋の触れると「幸運が訪れる犬」のレリーフ。
ほんと、幸運がやって来た!
カレル橋とプラハ城、そしてモルダウ。

