簡単に言えば、まともな国の金利は、10年物国債で言えば、
米国が1.5%、ドイツが1.6%、日本は、たったの0.8%に過ぎま
せん。

 ドイツと同じ通貨を使用している、スペインの10年物国債は、
既に6.5%で、イタリアも後を追う様に5.9%です。7%を超えると
返済不能となる確率は更に高まります。

 要するに、金利は国の信用度と同じですから、金利でみれば
日本が、一番返済能力が高い国となります。

 そういった面で、日本の信頼度は一番ですが、日本株は
そうはいきません。本日の前場で、TOPIXを見れば700ポイントを
割り込み、一時、リーマンショック後の安値を更新しました。

 と、いうことは、現在の欧州債務危機は、リーマンショックを
上回るものだと認識されます。

 まだ、日経平均を見ている限り、昨年11月25日における安値、
8135円を割り込むのか、もし割り込めば、リーマンショック後
の安値である2009年3月10日の7054円が注目されるでしょう。


 とりあえず、現状、テクニカルな面でも、異常値と言えるほど
指標が低水準なので、一旦、反発場面があっても2週間程度で、
再度、安値を割り込む可能性が高い点に留意したいところです。

 目先、多少、欧州で議論はあるでしょうが、6月17にギリシャ
の選挙が控えており、無駄打ちは避けたいところです。


 FRBが一番早いのかもしれませんが、各国の中央銀行も金融緩和
を行う可能性が高まっていますが、実体経済の回復が伴わない
場合、金融緩和の効果が裏切られる物となれば、株価は更なる
低迷を続ける可能性もあります。

 ですので、安いからと言って、中途半端な位置で、買わない
事が大切です。


 ★注意!★売買に関しては、自己責任の原則ですし、
売買の判断はあくまでも自己責任で行って下さい