やっほ。ゆ~くんだよ。

いやー、やっぱ女子陸上って面白いね。

好きな選手ができると、なお虜になるね。


東京五輪マラソン代表選考は本当に残念だったけど、失意の底から這い上がるダイハツの松田瑞生選手が一区を走るんで、彼女の応援を目当てに見たんだけど。。。

他にも、ものすごい素敵な選手をたくさん発見したよ。😀

女子陸上やば。おいみんな、見ないとマジで損するぞ!

公式ホームページで記者会見の様子を見た感想
https://www.tbs.co.jp/ekiden/

以下の五人の選手が各チームのエースとして会見に臨んでいた。

(ん、この五人を押さえときゃいいのかと思ったけど、それはとんでもなく浅はかでした。😵)

  • 日本郵政の鈴木亜由子選手👈東京五輪マラソン代表
  • ダイハツの松田瑞生選手👈お目当て。ご存じ難波の腹筋女王。東京五輪マラソン代表サブ。代表になって欲しかったな(つくずく)。
  • 天満屋の前田穂南選手👈東京五輪マラソン代表
  • ワコールの一山麻緒選手👈東京五輪マラソン代表
  • 積水化学の新谷仁美選手👈何やら異次元のオーラ

五者五様の受け答え。それぞれの印象は、、、

鈴木選手は質問に対して、非常に的確に知的に誠実に答えているのが印象的でした。頭いいなあと思いました。素敵な女性だなと思いました。
(後で知りましたが愛知県立時習館高等学校卒、名古屋大経済学部卒の超高学歴ランナーでした。もうこの時点で男はやられますね。)
松田選手も質問に対して、あっぱれなほど的確に答えていました。
例えば、「今大会で東日本大震災から宮城での節目の?回目の大会になりますが…」みたいな質問に「初めて知りました。全力で走ります。」とか、
「来年の東京五輪を視野に入れて、どのような大会にしたいですか。」に対して「この大会のことしか考えていません。全力で走ります。」
とかスカッとする受け答えですね。でも、雰囲気・容姿・顏・笑顔・喋り・キャラ全てがかわいい!
前田選手は、すごい天然な感じで面白かったです。一番面白かったのは「コロナ禍の中で大会に臨むことに対してどう思いますか」に対して「うがい手洗い消毒を徹底します。」みたいな。😄
一山選手は少し話が長かったですが、一生懸命答えているなという印象でした。きっと生真面目な女の子なんだろうなって。
で、一番伝えたいのは、新谷選手。松田選手以上にあっぱれで度肝を抜かれました。(三区の走りにはもっと度肝を抜かれましたが。)
「今大会の意気込みは」みたいな質問に「区間賞、区間新、チーム優勝、全部かっさらって帰ります。」マイクばん!うおー、すげーマイクパフォーマンス、すげー自信。女子プロレスラーでも成功するぜ。こういう有言実行系の人は大好きですね。
後で知りましたが、「アスリートとしてただ勝つだけでなく、見せる走りをしたいです。」とか。アマチュアなのにスゲープロ意識っすね。もう最高ですね。後で知りましたが、五千メートル十四分台。ハーフの日本記録保持者のようです。

以上が記者会見の感想です。でも五人とも質問に対して本当によく考えて的確に答えているなというのが印象的でした。偉大なアスリートでも喋りはトンチンカンみたいな一昔前とは全然違いますね。今や喋るのもアスリートの仕事なのでしょうね。

で、本番ですが。うちにはテレビがないので日刊スポーツをライブでチェックしつつ、youtubeに動画が上がるのを待っていました。
一区は日本郵政の選手が区間賞。(後で書きますが、この方は超注目の選手でした。新谷選手と並び今大会一番の大発見でした。)
お目当ての松田選手は四位かー、残念。などと勝手なことを感じていました。
そして迎えた三区。。。一位は日本郵政で二位は積水化学。
積水化学の我らが新谷選手が爆走してるじゃないすか。スゲーパワフルな走り!うーわ、なんて魅せるランナーなんだ!十キロ超の区間で入りの一キロ二分台、神だ!🌞日本郵政の鍋島莉奈選手にあっさり追い付く。そし前に出て差が開く。(鍋島選手も一万メートルで優勝するようなすごい選手よ。しかも美人だし。)実況が「区間記録を一分以上上回るペースです!」と叫ぶ。やば!すげー。そして「二位の鍋島選手も区間記録を上回るペースです!」うおー、すげー頂上決戦。もうこの時点で僕のテンションはマックスに。そして、結果は、二人ともそのままのペースで区間新。これはやばいでしょ。やっぱ女子駅伝楽しいー。大好きだった高橋尚子が解説しているし。

そして、一位積水化学、二位日本郵政のまま五区へ。この時点で積水化学の初優勝を期待しつつも、我らが日本郵政の知的ランナー鈴木選手に注目。インタビューでは「私の所では良い順位で来ると思うので…」みたいなこと言ってたけど、いやいや、あなたで決まりますよ、この勝負。案の定、鈴木選手が逆転し、独壇場に。やっぱエースだね。でも、抜くときとかタスキ渡した後とか本当にきつそうな顔してた。やっぱトップランナーでもきついんだね。根性で走ってるんだね。市民ジョガーの俺ももっと追い込まなあかんとつくづく感銘を受ける。

そして、日本郵政がそのまま優勝。

日本郵政つえーな。ほぼ全員がつえー。このチームに勝つことなど可能なんだろうかと途方にくれる。
そして、カメラは歓喜のメンバーをとらえるが。カメラはその中の一人の選手をだけを映しているように見えた。
その選手は色黒でひときわ顔が小さくすらっとしていて背が高くすげー意志が強そうな癖顏だけどなんかひかれてしまう女の子。
だれなんだこいつ。一区を走ったらしいが。。。

そして、youtubeにフル動画がアップされる。見れなかった前半を見てみると。。。

冒頭からやられてしまいました!一区の選手入場で各選手がカメラにパフォーマンスしてくれちゃうじゃないすか!うーわ、やられた。ジャージの企業ロゴをカメラにアピールしつつ、笑顔で身振り手振りをまじえ、女の子かましてくれちゃってる。恥ずかしがる選手もいれば、クールな選手もいれば、ノリの良い選手もいて。でもみんなに言えることは陸上選手と言えどやっぱり女の子。普段ガチに頑張ってる子がふっと女の子見せてくれちゃうと、もう、言葉にならねー。(完全に北島康介状態。)でもやっぱ松田選手のパフォーマンスは圧倒的に可愛いし空気を分かってる。やっぱこういう女性が素敵よね。天満屋の三宅紗蘭さんのパフォーマンスも可愛かった。応援しよ。

そして号砲。一区スタート。松田選手だけに目が行くが、一人の帽子被ったすらっとした長身のランナーが飛び出す。他の選手と頭一個抜き出て背が高い。(後で調べたけど本当に163か。165以上はありそうに見える。)新谷選手並みにパワフルな走り。新谷選手ほどのオラオラ爆走感はないけど、スゲー力強い。すげーバネ、すげーキック、だけど上半身まったくぶれず、呼吸乱れず、表情一つ変えず。その選手についていったエディオンの萩谷楓選手の勇気も凄い。愛嬌あるし応援しよ。松田選手をはじめ他の選手はまったく追い付けない。というか追う気すらないような感じ。おいおいみんな追ってくれよ。勝負も大事だけど頼むよみんな。もっと魅せてくれーとは贅沢か。

前置きが長くなりましたが、実況によりここでようやく名前と経歴が判明します。それは、日本郵政の廣中璃梨佳選手(長崎商業高等学校卒、今年で社会人二年目の二十歳。)です。実況が出た駅伝は全て区間賞とか言ってるぞ。やば。高校一年生くらいから、大学生・社会人と走って区間賞逃してないらしい。やばいぞこの子。去年は七キロの区間で上がりの二キロで六分切ったらしい。😱なんだそれ、開いた口がふさがらない。新谷選手と廣中選手はモンスターだ!マラソンでさんざん度肝を抜いてきた解説の高橋尚子が強い強すぎる!度肝抜かれる走りです!って叫んでた。うーわ、まさに女子陸上界スターのバトンタッチの瞬間を目の当たりにしてしまった。歴史の目撃者になったぜ✌

そこで、早速youtubeで廣中選手の過去のレースを見たり、wikipediaで記録を調べる。するとさらに凄い事実が。。。

まず、youtubeから。高校一年の女子駅伝で雪の中を爆走してるじゃないすか。このレースで和製ラドクリフのあだ名が付いたとか。
今と違って髪がすげー短い。(ごめん、だからなんだって話ね。)
しかも、9/20のトラック五千メートルで新谷選手とデッドヒートの末、二人そろって、福士選手しかみていない景色、前人未到の十五分切りを果たす。
レース後二人は抱き合っていた泣いていた。歳は離れてるけどなんて素敵な関係なんだ。もう二人の大ファンっすね。もう追っかけるよ。これは。(オックよ。KKガールズ並みの衝撃さ。)

そしてwikipedia。

まず、五千メートルの記録。十五分を切ったのは三人しかいない。

  1. 14分53秒22    福士加代子    2005年7月8日
  2. 14分55秒83    新谷仁美    2020年9月20日
  3. 14分59秒37    廣中璃梨佳    2020年9月20日

この子なら渋井選手の持つ一万メートルの日本記録を破るんじゃないか!いや、前人未到の三十分切りすら夢見てしまう。トラックでメダルも充分あるぞ。なんていう才能なんだー。
二十年ぶりのスーパースターだ。高橋尚子の再来だ。

  1. 30分48秒89    渋井陽子    2002年5月3日
  2. 30分51秒81    福士加代子    2002年10月8日
  3. 30分56秒70    新谷仁美    2013年8月11日

ということで、新谷仁美選手と廣中璃梨佳選手は今大会の大発見でした!もう五輪代表争いから目が離せない。

今大会の発見は

  • 女子陸上はやっぱ熱くて面白い。
  • やっぱ頑張る女の子っていいね。
  • 有言実行、プロ意識最高の新谷選手は最高に魅力的なアスリート。
  • 松田選手、新谷選手、鍋島選手をはじめとした東京五輪のトラック代表争いから目が離せない。(12/4の日本選手権あるの?絶対見よ!)
  • 知的で誠実な鈴木選手は五輪マラソンでも応援しよう。
  • そして、何といっても日本女子陸上の歴史を変える期待まんまんの廣中選手を今後も追いかけよう。(距離は違うけど高橋尚子の再来だ。身長が同じ163なのも運命的。マラソンもやるのかな。)

そして、福士加代子選手、二十年間本当にお疲れ様です。最後の直線で抜かれて三位から四位になっちゃって本当に残念。
彼女も記事に、抜くと気持ちが良いし、抜かれるとふざけんなって思うと書いてありました。
やっぱトップアスリートでもかけっこの原点ってそこなんだね。

というわけで、女子陸上ってやっぱ最高っていう気持ちを書いてみました。
美人選手だけを追いかけるのも楽しいですが、魅力的なランナーという視点で見るのも楽しいです。
ここには書ききれませんでしたが、他にも素敵な選手がたくさんいました。まじでコロナ禍の中、サンライズ日本だぜ。目が離せない。トラック代表争い絶対見よ。

以上になりますが、女子陸上や彼女達の魅力や僕の興奮が伝わりましたでしょうか。僕も市民ジョガーとしてもっと頑張って走ります。