令和2年3月議会が閉会し、

 

28議案のすべてを可決 承認いただきました。

 

琴平町令和2年度の新規事業などをお知らせします。

 

 

 

令和2年度施政方針

【施策の大要】

 

 

 

・新年度では、令和3年度から始まる10年間の第五次琴平町総合計画(仮称)を策定いたします。

 

公共施設の適正配置並びに整備につきまして、小学校の統合、保育所・幼稚園の在り方、庁舎の改築は、今月末にはその配置、工程、予想経費を一括で議会、教育委員会にお示しいたします。提示が大変遅くなりました。それぞれ概ねのご了解をいただいたうえで、保護者、住民にも説明し、何とか新年度中には、次へのステップに進み、具体化を図りたいと考えております。

 

 

 

*みんなで支えあい健やかに暮らせるまちづくり(保健・福祉)

 

・現在15歳までの医療費の支給を、高校卒業の18歳まで引き上げ、子育て支援に取り組みます。

 

歳児の歯科検診、フッ素塗布事業を追加して行うことにより、子どもたちの虫歯の早期発見、健康な歯づくりの向上を図ります。

75歳以上の重度心身障がい者等医療費受給者に対し、自動償還方式に変更します。

 

 

*安心・安全で住みやすいまちづくり

 

土砂災害・洪水ハザードマップを作成いたします。また、多言語化も行い、外国人観光客対策にも取り組みます。

 

琴平町国土強靭化地域計画(仮称)を策定します。

 

・急発進事故防止対策として(後付け)ペダル踏み間違い装置への補助金を計上しております。

 

・太陽光発電の電力を蓄電する蓄電池設置の補助も行います。

 

*生涯学び学べるまちづくり(教育)

 

新琴平中学校建て替え工事第2期工事を行います。

旧校舎・体育館の解体、運動場の整備、外構工事などを行います。

 

中学生の英語検定受験に関わる検定料の補助事業は、各級の受験に対して1回ずつ補助をするように拡充いたします。

旧金毘羅大芝居・「金丸座」につきまして耐震を強化すべく「令和の大改修」を行います。6月に実施設計を仕上げ、工事にかかり、2ヵ年度をまたぎまして、令和3年の4月の歌舞伎期間中は工事を休み、その後令和3年度末には完成予定といたします。

 

いきいきと働き。活気に満ちたまちづくり(観光・経済)

 

「リビングヒストリー」事業を国の助成を活用して新たに行います。あらためて「こんぴら詣り」の原点を探り、参拝客には学びながら、江戸時代のこんぴら参り、その時代の衣装を着て体験してもらう体験型のアトラクションです。新たな観光客の誘致に期待できます。

温泉ガストロノミーウォーキング事業を新たに善通寺市と共同にて行います。これは地域の名物や特産品の「食べる・飲む・歩く」をキーワードにしたスタンプラリーです。
新源泉の調査費を計上し、令和2年度に調査を行います。
琴平町農地維持管理補助金を新設いたします。

 

 

 

住民と行政の協働によるまちづくり(町政運営)

 

琴平町町制施行130周年を迎えました。町民挙げてこれを祝い、これを契機に町外には琴平町をアピールし、あらためてわが町の良さを実感し、そのことを大いに発信する1年にしたいと考えております。

 

 

 

 

 

【最後に】

  以上、私の町政運営における所信の一端と新年度の施策の大要について申し上げました。

 

 「敵を知り、己を知れば百戦殆からず」これは有名な孫子の兵法の言葉です。

 琴平町が抱える課題を洗い出し、実情を整理する、この2つのことを「見える化」すれば、おのずと方策が見えてきます。

 令和2年度は、「考」える年。と捉えております。130周年という節目にあたり、これまでの町の経緯や歴史を振り返りつつ、これからの、将来の琴平町の姿、あり方を考える、描く1年にしたいと思います。

6月には、私の任期の半分を迎える折り返し点の今年度こそ、町民の皆様のお声を聴き、未来の琴平町の姿、あるべき理想を住民の皆さんへお示しできるように、町職員と一丸となり努力いたす所存でございます。

「みんなが笑顔で、幸せを感じる琴平町」

 何卒、議員各位をはじめ、町民の皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。