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本日11:40に、新元号が発表されました。

 
令 和
 
おめでとうございます。
 
万葉集からの引用で、喜ばしい限りです。
 
早速、私から庁内に放送し、
 
また庁舎内もお知らせを掲示しました。
 
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琴平町も今日から新年度がスタートしました。

 

組織も一部変更となり、新たな課もできました。

 

また、一階に総合窓口受付を設置し、より便利になるように努めております。

 

 

また、8時半から町長室にて、新人職員11人の宣誓書の読み上げと署名をしていただきました。

 

そして9時から、辞令交付式を 役場大会議室にて行いました。

 

その際、新年度における町長訓示を致しましたので、

 

一部掲載いたします。

 

新年度訓示

 

平成31年4月1日、本日より新年度がスタートいたしました。

昨年6月に町長に就任し、私にとりましては初めての新年度を迎えての訓示となります。

 

奇しくも今日の昼前に、新元号の発表があり、日本全体が沸き立っております。

およそ30年間の平成から、新たな時代が来月から始まります。そんな中で、今日から町組織体制の見直しを行い、新体制が始まります。各所管においては、マネジメント力を十二分に発揮していただくとともに、各課が一体となって、皆さんの持てる力を存分に発揮し、職員同士がまた課同士が課を超えた連携により力を合わせて、新年度の事務事業に取り組んでいただくようにお願いをいたします。

 

また、ここ数年、経験や知識豊富な職員が大量に退職し、現在の琴平町役場は、入庁年数が浅く、20代、30代の若い世代の職員が急増しているという職員年齢構成となっております。それゆえに人事異動も大幅なものとなりました。ぜひ、管理職をはじめとするベテランの職員におかれましては、「教うるは学ぶの半(なか)ば」と申しますが、若い職員を育て教えることで、自分自身の向上につなげていただいて、積極的に職員力、組織力、総合力を高めていただくようにお願いをいたします。
 経験と知識の豊富なベテランの職員と、若い職員が共に力を合わせて、英知を結集し、困難な課題に対して果敢に取り組んでいただいて、皆さんの力を余すことなく発揮していただきたいと思います。

 

さて、新たに琴平町職員となりました新規採用職員の皆さん、入庁おめでとうございます。皆さんは大きな夢と希望を持って公務員の道を選ばれたわけであります。

いろいろ不安な気持ちを抱えながら、また、期待に胸をふくらませていることと思いますが、私が、皆さんに期待することはたくさんあります。それは、「公務員というのは一生を懸けるに足る職業であり、自分の人生を託するに値する仕事である」ということで あります。 先ほど皆さんは町長室で一人づつ宣誓をされました。まさしく、その宣誓通りであり、特定の方の利益であったり、自分自身の利益を優先したりすることがないように、より高い、強い倫理性が求められ、仕事をしていくうえでの公平性や、常に正しいことを行っていくということが私達公務員の置かれている立場です。皆さんの身分は法律できちんと保障されているのだと云うことを、勤務を始める日によくよく心得ていただきたいです。これから、いかにキャリアアップして「町民みなさんの幸せのために頑張れる役場職員」となれるかが皆さんの務めであり、公務員としての大事な義務を果たす職員ということを認識していただきたいと思います。

 

 さて、今年度は、様々なことに挑戦し、調査検討し、方向性を示していく琴平町にとって重要な一年となります。

 

 まず、遅れている幼稚園保育所の就学前教育施設と3つの小学校の統合、そしてこの役場庁舎。どこに、いつ頃に、どのように整備するのかその基本構想を策定し、議会や町民にご理解をいただきながら推進してまいります。

 

 また、今年度中に竣工します琴平中学校の新校舎と新体育館は、新しい町づくりのシンボルとして、確実に成功させていかねばなりません。教育環境だけでなくその中身の充実も教育委員会に期待いたします。

 

 9月には、善通寺市、多度津町との共同による学校給食センターが稼働します。安心安全な提供が期待されます。

 

 いこいの郷公園も新たに5年間の指定管理がスタートします。教育施設という位置づけだけでなく、健康づくり福祉施策の施設としての位置づけにも取り組んでいきます。

 

 金丸座の耐震診断結果大センダンの診断結果も、活用方法や保存工事の方法なども検討し、方向性を示していかねばなりません。

 

 今日の午後にグリーンスローモビリティー「コトコト感幸バス」の出発式があります。この低速電動バスの実証実験は、住民の足として、また観光の目玉として今後の発展に多いに期待できるものです。町民をはじめ職員各位にも活用方法について考えていただきたいです。

 

 来年は、琴平町町制施行130年の記念の年となることから、今年度でその内容について検討し、計画を策定します。

 

 福祉では、地域包括センターを町社協に委託し、連携を強化していきます。さらなる健康寿命を延ばすことや医療費の削減に取り組んでまいります。

 

 今週から始まる第35回記念の四国こんぴら歌舞伎大芝居をはじめ、9月には大型民間ホテルの開業、また景観条例のスタートと街中が変化してきます。しっかりと新たな観光地として推進してまいります。

 

  企画防災課を設置し、防災対策も計画や避難所マニュアルなども見直します。秋から経験豊富な防災担当の専門家を招聘します。

 

 議会では、9月議会からタブレットを導入し、ペーパーレス会議に取り組むとのことです。特に管理職の皆さんにはこれに慣れてもらうこととなりますのでよろしく願いします。

 

 ほかにも多くの新たな事業に取り組みます。通常業務はもちろんの事、継続の事業、新規事業とも、法律、条令、規約や要綱などを遵守して、無駄な経費を出さないよう意識したうえで、効果的な執行をよろしくお願いします。

 

私の町政運営理念「みんなが笑顔で、幸せを感じる町 琴平町」を目指すうえで、今年度は琴平町政にとって「準備」の年であり、「挑戦」する年であると、強く感じております。私をはじめ全ての職員が、様々な課題を更なる発展への可能性と捉え、町民の皆様の声を大切にし、「失敗を恐れず挑戦する」という気概を持って、あらゆる場面において自ら考え行動することをお願いし、訓示とします。


平成31年4月1日

琴平町長片 岡 英 樹