本日、琴平町議会で、

統合小学校問題に関する
委員会審議がありました。

現在、学校建設に関して、
町長は
(財政シュミレーションを精査中)
とのことであるが、現状をただしました。

町が決定していることは、

①小学校を統合すること。
②中学校舎を新しく建てること。
③新しい建設用地を確保すること。ただし、財政的に目処がたった場合の条件付き。

と、明らかにしました。

そして、議員だけで議論しました。

このまま新しい建設用地を購入する案は、財政負担が大きいのではないか?

琴平中学校に、小中学校を建てればよいのではないか?

これまで、やります、やります、と発言してきた町長の発言が、今になって、よくよく精査したらお金が無いやら、方針転換は、遅すぎるのではないか?

9月議会で、土地購入に関する予算を提案し、議会は認めた。それまでに財政負担の精査をしてないのは、町の職務怠慢と言えるのではないか?

建設用地の場所によっては、住民理解が得られないのではないか?

安易に、町の財政シュミレーションを追認することは、町の職務怠慢に議会がつきあう必要があるのか?

など各議員の意見考え主張が飛び交いました。

現実を見つめるべきか?

これまでの方針を貫くか?


結果として、議会は、検討委員会の答申を尊重してきた町長の発言を重く受け止め、

また、一向に進まない学校問題を、早く決断し、推進することを、


特別委員会として、以下の決議を可決しました。

新設統合小学校と中学校の建
設を早期に決定することを求める決議

 本年3月に、琴平町立小学校の適正規模・適正配置等検討委員会から答申が出され、「琴平町立小学校は、1小学校、1中学校とすることが望ましいと考える。」「新たな土地を確保し、新たな統合小学校を建設することが望ましいと考える。」という内容であった。
その後、小野正人町長は、この答申を尊重し、町民に対しても各種会合の挨拶で「新しい統合小学校をつくります。」と明言し、推進のために庁内プロジェクトチームを発足している。9月議会においては「平成33年春開校を目指す。」と答弁している。
しかし、答申を受けてから9か月以上経過しながら、町長は、未だに「財政状況を精査中。」と答弁し、今さら財政不安を問題視することは、議会はもとより、町民も大いに憂慮している。
また、11月の町議会町活性化推進特別委員会で、中学校の耐力度調査の結果、中学校校舎が「危険建物」であるとの報告があった。この結果は、生徒・保護者に大変不安を与えるものである。早期の中学校校舎の建設も急務となっている。

よって、これまでの町の方針どおり、
琴平町立学校は、1小学校、1中学校とし、
新たな土地に、新たな統合小学校と中学校を建設し、
平成33年春開校を目指すことを、
遅くとも平成29年1月末までに決定すること。

以上 決議する。

平成28年12月15日

琴平町議会町活性化推進特別委員会



なお、12/20の本会議最終日に、

委員会提案で、この決議が、本会議で決議される予定です。

町は、この決議を重く受け止め、

早期に学校建設を推進して欲しいと願うものです。