琴平町では、本年二学期から、
小中学校にタブレットを導入しました。

3小学校1中学校に、生徒教師用合わせて157台。

サーバー機器などの周辺機器やデジタル教科書(小学校に理科と算数のみ)など。

議会視察で、象郷小学校六年生の英語の授業。




英語の授業といえ、まだ、英語に慣れる、馴染むという内容です。





先生は教師用タブレットを持って、教室内を自由に動けます。
これはパソコンとの大きな違いですね。

また、大型テレビ、電子黒板は大活躍です。
生徒のタブレットの画面も映し出せます。
生徒全員の画面も出来ます。


まずは、大型テレビに出る国旗クイズを当てる!
クラス全体が盛り上がっています。

で、
今日の授業内容は、

国の名前を当てる!

生徒それぞれが、自分のタブレットに、
答えの国のスリーヒントの画像を、
PowerPointに貼り付けて、
クイズを自分で作り、
相手に応えてもらうという内容。




もちろん、使える子とそうでない子の格差はありますが、
支援の方がいます。

まだまだフル活用とは言えませんが、
上手く使っています。

課題は、高い費用と、使いこなせる先生の育成と、ソフトハードの両面整備です。

今は、157台のタブレットと周辺機器などで、100万円/月の費用がかかっています。
これは、各学校に一クラス分だけなので、
使い回しをしている現状です。

日本は、学校のデジタル化情報教育は、
先進国から10年遅れています。
国はようやく動き出し、
2020年を目処に、教育環境のIT化を推進しています。

しかし、地方では高い整備費用を抱える余裕はなく、厳しい現状です。
また、指導する先生の意欲と能力も大きな課題です。そのための支援者指導者も必要です。
無用の長物にしてはいけません。

琴平町に今後の情報教育整備の計画を策定し、
デジタル社会に対応できる人材育成と、
学習意欲を高め、教育格差を無くしていく、学校にしていかねば!と感じました。