東京中野で、町村議会 議長副議長研修会にきています。
2日目は、読売新聞 東京本社編集委員 青山彰久氏 の講演でした。

地方創生と政治・経済の展望
~試される地方自治、問われる首長と議会~



・地方創生の政策(長期ビジョンと総合戦略の策定)のもう一つの読み方

市町村は、地方人口ビジョン、地方版総合戦略を策定する。
国の地方創生枠(1兆円)を使って事業実施。
政府の創生本部は、地方の計画の達成度で資金配分する新たな交付金の制度設計。

1年で地方に計画が作れるか?
住民参加が欠落していないか議会がチェック。
これまで多くの失敗をしてきた中で、成功した自治体がある。


安心して暮らしていける(子供を産み育てていける)地域を創ることこそ本流。
「すみか、仕事、仲間」を創る地域づくりこそ必要

政策の基本は「住み心地よき地域をつくる」

人口減少の潮流を直視する(適応策) 人口が減っても安心して暮らせる地域。人口が減っても大丈夫であること。

文化・教育・環境など「総合的な地域づくり」
「地域の誇り」を高める。
田園回帰現象に注目。

人口減少の速度を緩める(緩和策)


人口増は、工業化であり都市化である。
明治以降人口爆発したが、工業化都市化になった。
人口減は、工業化都市化の終わり。農漁村への回帰。

地方にチャンス。若者が地方定住に関心増えている。
新しく定住した若者の意見を重視せよ。話を聞こう。