第4回全国コンパクトタウン議会サミットIN北島町が、
4月18日徳島県北島町で開催されました。
琴平町議会からは、私一人で個人参加しました。
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13:00~開会 このコンパクトタウンとは、
面積15平方キロメートル以下の町が対象。

・全国コンパクトタウン議会サミット発起人代表 青木宇多津町議長 
・最初の第1回は、5町が参加。 第2回は6町参加。
 第3回岐阜県岐南町にて 11町参加
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<今回参加自治体>
宮城県七ヶ浜町 岐阜県岐南町 三重県川越町 京都府大山﨑町 京都府久御山町
兵庫県播磨町 香川県直島町 香川県宇多津町 香川県琴平町 徳島県松茂町 北島町
藍住町 上板町 
73名参加 うち議員は58名。

四国大学の学生さんも協力して参加していました。
基調講演
演題「コンパクトだから輝くまちづくり」
講師 新潟県立大学国際地域学部 准教授 田口一博 氏
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1.コンパクトタウンの大切さ
 合併したところとしていないところの財政比較、合併してもしなくても変わらない論文が多い!
第2次安倍内閣で大合併の動き?財政的な改革の地方交付税削減。参議院選挙前は、地方重視の公約が出やすい。財政学者は地方交付税削減を目指す。

2.コンパクトタウンの議会とは
 カウンセラー~呼んで集まって相談するのが議会。
住民のカウンセラーが議員。
公聴会の活用。町長提案に対し、地元の専門家に参考人で来てもらう。
JAの方。児童会長でも可。
議会に住民を巻き込む。議決機関ではなく議事機関。憲法で規定されている。
五箇条のご誓文にある、万機公論に決すべし。
昔は、公民~財産がある人。議員は名誉職。お金をたくさん収めていた人が選挙に出て投票していた。当然だった。
町も市と同じように選挙の公費負担。意見書提出を!。

お金がなくても選挙に出れるようにする。若い人が出れる。
住民の声を議会が直接聞く。判断は議会がする。
住民が傍聴よりも意見を言えるようにしては?
小中学校が議会を見に来ているか?議論している場を見せる。選挙に投票できる年齢までに議会の現場を見せる。生徒会やPTA総会に議会が出張する。
コンパクトタウン~直接住民や子供たちの声を聴く。

若者たちと一緒にする。議会の取材をしてもらう記事。
議会広報~終わったことの報告は面白くない。これからのことや意見を掲載する。これからどうする。これから住民の声を聴いてやりますなど。住民の声を町の政治に反映させる。

防災減災 災害時の相互交流 議員どおし情報交換、コンパクトタウンで同じ政策共有。
政策的な連携や協調。議員どおしの研鑚。共通の問題を持っていることがメリット。

「議会改革」情報公開 成果報告。
執行は町長。町長提案を大学や商工会 ロータリーなどに意見を求めるのも面白い。議会の判断した情報。
決める前のことを情報提供する。→住民の意見を聞く。感想や無根拠の意見はダメ!“
メリット・デメリット。地方自治法100条2 の活用で調査させる。

住民と直接つながるのがコンパクトタウンの魅力メリット。

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第2分科会
「議会改革 情報公開」に関する取り組みの事例について

*参加議会で議会改革に対する取り組みが報告されました。

その中で、進んでいるところとそうでないところが明確になりました。
琴平町は後者です。
しかし、問題も明確化しています。
いくら議会報告会をしようと、立派な議会広報誌を作ろうと、日曜議会を開催しようとも、
住民の反応は良くないようです(私見)

北島町は、全国でもトップランクの議会改革情報公開議会の先進地です!
もう、これ以上できることはないだろうというくらい取り組んでいます。
そこで、私は「住民の反応はどうですか?」
と質問しましたところ、明確な答えがしにくいようです。
しかし、
「住民お方に来てもらうより、議会が町の中にで行く形でないといけないとの方針です。」
とのこと。
なるほど、今の日本の地方政治では、「待ち」の姿勢では住民は来てくれないでしょう。
こちらから議会がいろんな場面に出張するスタイルから始めるべきと実感しました。

・町内各種団体会合で、議会懇談会の時間を作ってもらう

ココから始めたいです。

あと、政治家と行政の癒着を禁止する、政治倫理条例

自己都合で議会や委員会などの公務を休んでも現在は報酬(給与)は支給されます。
これを一定期間公務を休んだ場合は報酬の支給停止する条例も検討したいです。

でも、議会改革を否定しているわけではないです。結果を求めてはいけないということです。
ちなみに来年は、京都府の大山崎町と久御山町の共同開催の予定?
久御山町
議会改革特別委員会の設置(3年間)
議会基本条例 日曜議会年1回(一般質問)今後は予算質疑を適用検討。
文化祭で議会見学会。70名が見に来た。
地域懇談会 年3回(3校区)全自治会長 PYA役員 各種団体の場
政策討論会~住民の前で議論(来年2月)
議会だよりの表紙題字を小学校の1年生に書いてもらっている。
若い子供たちの活躍を記事にしている。

代表型の議会から参加型の議会へこれが今回の収穫でした。

夜の懇親会
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徳島は阿波踊りが強い!これは良いですね。

北島町のみなさん、お疲れ様でした。