後援会報6月号の私のビジョンの一部の記事 

こんぴら歌舞伎の運営方法を見つめ直す!
・今年で27回目となった「四国こんぴら歌舞伎大芝居」。
この歌舞伎事業に対する町民の考え方は、意外と否定的な方も多く、
「関係ないがぁ。」というご意見も少なくありません。

この主な原因は、

①町おこしが目的のイベントなのに、町民の参加が少ない。
 
②長い年月で事業がマンネリ化し、イベントが興業化している 

お金の収支や内容・方針が町民には不明瞭でなどが考えられます。



$元琴平町議会議員 片岡英樹

     
 ・こんぴら歌舞伎を町民参加型のイベントに推進すべき。

私は、これほどのビックイベントが出来ることは、9900人の人口の田舎町ですごいことであると確信しています。
私が商工会青年部で木戸芸者やこども木戸芸者に挑戦したのは、
「地元の若者や子供たちも町おこしに参加している。」
という、イメージや実績でこのイベントの原点を見つめなおして欲しいと思い、
取り組んでまいりました。現実に見たお客さんや町民の方の反応はそのとおりで、
今後はいろんな形でその参加層を広げられたら
と思います。そうした町民参加のイベントになればと思います。
例えば「お練行列」で地元の方による江戸時代仮装行列を増やすとか、
仮説の芝居茶屋をつくるとか、まだまだ出来ることはあると思います。

$元琴平町議会議員 片岡英樹

・こんぴら歌舞伎事業の収支を健全化すべき。

それと、事業費についてですが、
永年にわたり、歌舞伎公演独占企業である「松竹㈱」と
町との公演委託費の交渉がどのようになされているかは、
私もわかりませんが、
どうやら今年の歌舞伎公演は、「赤字」になる見込みとのことです。

問題は、チケットが余っての赤字ならともかく、
完売状態での赤字は、見込みが甘いと言わざるを得ません。

ボランティアで参加している人にとって、これほどアホらしい話はなく、
大いに追求せざるを得ません。

毎年12月の記者発表時に松竹と契約しておらず、歌舞伎の公演後に契約している悪しき慣習が残っている模様。

やはりこれは、事前に
「琴平町としては●●万円しか払えないので、その範囲の中で歌舞伎をしてください。」

と言うべきだと思います。

お施主は町です。

私は、これからも永く歌舞伎公演を続けるならば

この際、町おこし事業の原点から見つめ直すべきと考えます。