温泉掘削(くっさく)問題及び加水隠蔽(いんぺい)問題を考える

温泉掘削問題
町が源泉掘削した時に、温泉の湧出量によって工事代金が決まる契約だったのに、実際の湯量と契約した湯量が食い違い、およそ1億円を余分に掘削業者に支払った疑惑が発生している。


加水いんぺい問題
実際には源泉からの湯の量が少なかったので、各旅館ホテルへの温泉の送湯泉水量が不足したために、水道水を加水していたにもかかわらず、そのことを、旅館ホテルや香川県にも申告告知していなかった。黙って加水した水道料金を誰が払うのか?役場内部の事件で、誰の責任・指示でこんなことになったのか?

同じ問題のようですが、2つの問題に分かれることを理解してほしいです。
町は、早く「内部調査報告書」を作成し、こうした問題がおこった背景・経緯、そして誰の責任かを明確化し、これから再発しないように、また、問題解決を図るためにどの様に対処していくかを明らかにして、議会と一体となって、当然、早期解決に臨むべきだと思います。

そして、「問題解決のメドが立っていないのに、新しい温泉を掘るな!という町民の意見は圧倒的に多いです。
それは、これまで、町有源泉がありながら、一般町民が安い料金で町の温泉には入れない現状が原因と考えます。よって、

①町有の源泉を持つなら、当然、一般町民が入れる外湯温泉か
それに代わるような仕組みを
作る。

②それができないなら、温泉関連業者に源泉を渡し、維持管理運営を任せ、
入湯税で運営を補助する。


のいずれかの方法を示さないかぎり、町民理解は得にくいと考えます。

 町の事業 = 公共事業  この原点は忘れてはいけませんね。