1/31(金)、2/1(土)の2日間に渡っての省エネビルの見学会が無事終了しました。
延べ100人を超える方々にお越し頂き、社会的にもエネルギー事業やビルの木質化に高い関心をもたれていることが読みとれました。
しかしながら、非住宅における建築の木質化は未だ民間企業による事例は少なく、今後、木質系材料の需要は高まっていくと思われますが、安全かつ使い勝手の良い基準の整備及び汎用性が高まり一般化していけることを切に願います。
ご協力頂きましたクライアント初め、関係者の皆様方に暑く御礼申し上げます。
<晶和電気工業/西九条新社屋プロジェクト>
無機質なファサードとWOOD.ALCの対比。
内部の天井仕上は無く、格子状に配置された構造体に沿って設備機器を設置しています。
来客者用アプローチは飾らない素の表情(溶融亜鉛メッキ現シの鉄骨階段)としています。
会社を護る守衛。(芸術家:田中一樹 氏作)
階段室のWOOD.ALCの木の表情が雰囲気出してます。
エントランスホールには企業理念を表すオブジェが来客者をおもてなし。(芸術家:田中一樹 氏作)
ミーティングルームのAとBのガラスにはシースルーのグラデーションフィルムを貼り、写真ではほぼ透明に見えてますが気配が感じられる程度の抜け感があり、落ち着いた雰囲気のミーティングルームとなっています。
フリーアクセスフロアのオフィスエリア。
デスクレイアウトフリーで柔軟に配線の対応ができます。
ホワイエと木の喫煙ボックス。
喫煙ボックスは定員6名ほどのコンパクトなスペースとなっています。
セミナーゾーンの床はフリーアクセスフロアとしているので、使用用途に応じて設備配管のレイアウトが自由な設計となっています。
ライトコート(光庭)とフリーデスクカウンター。
フリーアドレス化にも対応できるホワイエ&カウンターゾーンで自由にワークスタイルを変更できます。
ホワイエとライトコート(光庭)。
外気の感じられる場は気のやすらぐ癒し空間となっています。
敷地特性を活かすキャンチレバー(片持ち梁)の構造体がオフィスエリアを持ち上げてます。
京都・大阪の建築設計事務所。片岡英和建築研究室の公式HPはこちら。https://kataoka-arch.com