先日、建物のディテール見学に行こうと竹中大工道具館まで行ってきました。

 

正直、建築がメインで展示物は2の次ぐらいに思っていたのですが、展示内容、展示物が実に素晴らしく、ついつい目的が何だったのかを忘れてしまうほどに展示物に見入ってしまいました。

 

もの造りのお好きな方、必見です。

 

<アプローチ>

石、木、スチール、植栽と品良くまとまってます。

 

<エントランス>

自動ドアの扉は木の表情に深みを与えるちょうな加工。

 

<ライトコート>

ライトコートを軸に展示室へ誘う動線計画

 

<階段手摺ディテール>

手摺子はさや管形式で笠木(手すり)際をほっそりと上品に。

 

<カットT_片引きサッシ>

出入口は框の開き戸よりも引戸の障子の方がスッキリします。

 

<カットT_開き戸>

同じく竹中大工道具館内の開き戸ですが、框が太いです、、、。

 

<展示物_仕口・組子モデル>

パズルの様に複雑に組み上がった模型を手にして、抜き差し、合わさり方が確認でき、日本の木造建築の高い技術力を体感できます。

 

<竹小舞モデル>

土壁の下地となる竹小舞。格子状に編まれた割竹だけでも透け感がniceです。

 

京都の設計事務所。片岡英和建築研究室より