「〇〇ちゃんなんて、もうキライ!」
こんにちは
発達科学コミュニケーション
片庭はなです
「〇〇ちゃんなんて、もうキライ!!」
お子さんと、とっても仲がいい子なのに、
急に「キライ!」って言いだした
こんな経験ありませんか?
私のHSC娘がそうでした。
家が近いということもあり、よく遊ぶ仲のいい子。
下校も時間が合えば、一緒に帰ってきます
ある日、学校から帰ってくるなり、
「もう、〇〇ちゃんなんて、大キライ!」
と言い出しました。
私はびっくり
そして、つい言ってしまいました。
「キライだなんて言わないの!仲いいでしょ?そんなこと言ったら〇〇ちゃん、かわいそうだよ!」
それを聞いた娘は「ちがうの!」と大癇癪
何か嫌なことがあると、すぐに「キライ!」となる娘に
困っていました
実はこれ、私が「言葉の字面」に反応してしまっていたんです
娘は本当にその友達が「キライ」になったわけではないんですよね
感情には「1次感情」と「2次感情」があり、
「怒り」は2次感情になります。
「怒り」の根底には
「不安・悲しみ・さみしさ・傷つき・落胆・心配・くやしさ・焦り」
というような、「1次感情」が必ずあります。
子どもはまだ自分の感情を正確に表現することができません。
小さなお子さんならなおさらです。
なので、
友達ともっと遊びたかったのに帰ってしまった「さみしさ」
友達に分かってもらいたかったのに、
自分の気持ちを受け入れてもらえなかった「くやしさ」
一緒に帰りたかったのに帰れなかった「不安」
などの想いがアウトプットされたとき
「キライ!!」という「怒り」となってしまうのです。
このことを学んでから、
私は娘が「キライ!」と言った時、「怒った」とき、
その裏に隠された「1次感情」は何か探すようになりました
そして、それを代わりにアウトプットするようにしました
「友達ともっと遊びたかったんだね。」
「一緒に帰れなくてさみしかったんだね。」
すると、娘は分かってくれたという安心感で、
それ以上ネガティブになることなく、
もちろん癇癪も起こすことなく。
また次の日は仲よく友達と遊べるようになりました
つい、お子さんの「言葉」のその字面に反応してしまいがちですが
その裏にかくされた「本当の感情」を探してみてくださいね
不安の強いHSCっ子親子に
笑顔が増えますように
最後までご覧いただきありがとうございました