お金持ちやなー!!!

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今朝、朝刊を見てびっくりしました。
全剣連の居合道部での昇段審査で、多額のお金を渡していたとのニュースが新聞の一面に出ているではないですか。
ただでさえ、競技人口の少ない居合なのに、これだけ大々的に取り扱われると、余計に希望者が減るんではないかと思いました。
しかし、新聞の話を鵜呑みには出来ないとしても、お金の単位が数百万円とは、貧乏では範士八段には成れないと言う事になり、寂しい話ですね。
幸い私の所は、全剣連に加入していないし、流派役員の後継者不足に悩んでいるので、お金を渡さなくても、稽古さえすれば、受審させてもらえそうです。
とは言え、誰もが認める範士八段に成るのは並大抵のことでは無理と思われます。
以前の会長の時代なら、もう少し審査も緩やかでしたが、絵に描いた様な優しい好々爺ながら、技に妥協が出来ない、現会長の元、昇段審査基準の具体化と厳格審査化がすすめられ、最近では、二段辺りの下位の段位でも多数の不合格者を出す様に成り、各支部とも、高段位の受審には極めて慎重に成らざるを得なくなりました。
うちの団体でも、来年の昇段審査は、絶対の自信の持てる人しか推薦できず、規定通り、昇段審査受審の推薦は、支部長専決事項で決める事を、年度当初の総会で全員に申し渡しました。
私は、現在、錬士六段ですが、商売替えしての、この二年の不規則な生活で、かなり体力低下してしまい。かえって腕が落ちているのを実感しているので、先ず、生活環境を整え、体力を元に戻す事が先決です。
何より、腕が伴わずの昇段は、「先取り段位」等と陰口をたたかれるのが落ちですから、暫くは商売が安定して、生活環境が整うまで、受審は見送りたいと思っています。

それにしても、如何にステータスとは言え、付け届けをして、お金まで撒かないと貰らえない様な段位制度は、何とも情けない気がします。
その様な慣習は、若手剣士にも決して良い影響を与えるとは思えません。
「芸事では良くある事」等と開き直る姿勢は、一生懸命稽古に励んでいる剣士に対してあまりに悪い見本を示し過ぎていると思います。
こんなことで、居合道が世間から「うさんくさいもの」とみられるとすれば、これは、全剣連だけの問題では無く、居合を愛好する全国の多くの流派の剣士に対し、全剣連はどのようにして償えると考えておられるのでしょうか。切腹ものだと思うのですが。




室町時代後期の「波平安行」に極められた一振り。研師の方から研いでみたいと要望のあったお刀です。研ぎから返ると、剃刀の様な斬れ味に成って帰って来ました。

【研ぎ上がり・斬れ味保証】 薩摩の名刀 「無銘」波平安行 71.0㎝ 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!