刀 っ て 美 し い
刀って美しい、こんな美しい日本刀
日本の文化、日本刀の勉強してみませんか
日本刀のことがもっとよく分かるようになり楽しくなります。
最初に日本刀の最も簡単な鑑定方法を述べてみましよう。
刀を鑑定する場合の例を2尺2・3寸の刀と例とします。
◎刀を手に持ってみましよう。
・手に持って意外と軽く感じるもの・・・・慶長(桃山時代)以前の刀、即ち古刀
・手に持って意外と重く感じるもの・・・・慶長(桃山時代)以後の刀、即ち新刀
・手に持ってずっしりと重いもの ・・・・幕末から明治初期頃までの新々刀
◎次に刀の反りをみてみましよう。
・一見して反りの深いもの・・・・慶長(桃山時代)以前の刀、即ち古刀
・一見して反りの浅いもの・・・・慶長(桃山時代)以後の刀、即ち新刀・新々刀
こんな簡単な見分け方で、ある程度の時代区分を知ることができるのです。
もっと詳しい日本刀のことが知りたい方は、日本春霞刀剣会広島県支部のホームページに「五段
の箪笥と六段の引き出し」として連載しています。
「五段の箪笥と六段の引き出し」とは日本春霞刀剣会の前会長犬塚恒之氏が「これから刀を学ぼう
とする人へ」と題して時代別、国別の鑑定 方法を「季刊・春霞刀苑」に初心者の皆様へ分かりやすく
解説したものです。
即ち、五段の箪笥とは古刀期の中心五カ国のことであり、また六段の引き出とは、新刀期の中心
六カ国のことです。
この古刀期の中心五カ国と新刀期の中心六カ国の作風(刀姿・地鉄・刃文など)を知ることにより刀
の鑑定方法を学ぶものです。
現在、古刀期の中心五カ国(備前・山城・大和・相模・美濃国)を掲載しています。新刀期については
これからも作成していきますので宜しくお願いします。
その一部を押し型で紹介します。
◎太刀 備前國友成(古備前)
刃長 二尺四寸九分三厘、反り七分弱、元幅九分一厘、先幅五分九厘・約二け摺り上つて原寸は
二尺七寸位と推疋。
表裏に棒樋を掻き流す・刀姿・腰反り強い太刀姿。
地鉄、板目に杢目交じる。
刃文、直ぐ調の丁子、互の目小乱れ、変化に富む。
◎ 脇指 備前國住長船與三左衛門尉祐定 大永二年八月吉目
刃長 一尺七寸六分、反り五分、元幅一寸五厘、先幅七分三厘、元重二分七厘、先重一分七厘。
刀姿 鎬造り、行の棟。元幅広く重ね厚い、踏張りあって均整のとれた姿。
地鉄 小板目肌詰み綴密な肌、目立たないが大乱れ状に地映り立つ。
刃文 匂い主調の腰開きの丁子乱れに互の目小乱れを交じえ、小さい飛焼きが見られ、乱れの頭
地のうちに姻り 込む。
◎ 太刀國行
刃長 二尺三寸二分、反り七分六厘、元幅九分四厘、先幅六分五厘、元重二分三厘、
先重一分五厘。
刀姿 鎬造り行の棟、表裏棒樋を角留め、約四寸摺り上がる。
地鉄 小杢目、小板目交じり、侃裏は総体大模様となり細かい地沸付く。
刃文 匂い小沸豊かに付く直ぐ調の丁子乱れ、刃中足、葉盛んに入り沸豊かに付く、鋩子浅く乱れ
込み、焼き 詰め状となる。
◎太刀包永(鎌倉期)
刃長、二尺四寸二分、反り七分、元幅九分、先幅六分八厘、元重二分四厘、先重一分八厘。
鎬造り、行の棟。約四寸位摺り上がる。鎬筋高く鎬幅やや広い平肉豊かに付く。
地鉄、大板目肌に流れ柾、鎬地も同様、地のうちに不鮮明の沸映り見える。
刃文、匂いに小沸付く直刃、やや広狭あり、刃中に沸裂け、小乱れ足入り、刃縁に激しく力強い
湯走りが入る。地中沸凝りが見られる。
◎短刀 無銘 伝正宗名物芦屋
刃長、九寸五厘、反り僅か、元幅八分五厘、元重一分五厘。
刀姿 平造り真の棟。元幅少し狭く先フクラ枯れて細めとなる。重ねは薄く僅かに反りが付先は
内反りとなる。表素剣、裏は護摩箸を茎に掻き流す。刃区は殆どない、目釘穴五、
内三個を埋め黒漆を塗る。茎に朱銘の跡残る。
地鉄、板目、流れ肌、下半はやや大模様上半は肌が詰む、地沸厚く付いて地景入り太く地景流
れて見られ湯走り入る。
刃文、湾れごころに互の目入り沸強く荒沸付いて、焼き浅くなるところ地中湯走り状に沸焼き深くなる
ところとあり、 刃中細かな砂流し、金筋入り変化あって総体刃にまとまりを欠く
◎短 刀 兼 次
刃長 七寸四分、反りなし。元幅六分六厘、元重一分七厘。
極めて小振りな菖蒲造り、行の棟刀表腰樋に副樋、裏素剣。
板目肌詰み精綴、中央に棒状の地映り立つ。
刃文、柔かい匂い口の小湾風の乱れ、品よい砂流し入る。鋩子乱れて先小丸、少し掃けて返る。
詳しくは、日本春霞刀剣会広島県支部のホームページをご覧ください
日本刀の鑑定方法-五段の箪笥と六段の引き出しへどうぞ






