Honda F1 Last Race Live Viewing | No Bike! No Life! 60過ぎてもバイク乗り

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Hypermotard1100Sの60代リターンライダーがバイクネタ中心に書きます


Honda F1 Last Race Live Viewing。

…何と150名限定のこのイベントに、当選してしまったのです。

実は私、バイクはSUZUKIですけどクルマはHONDAなんです。
今乗ってるのはステップワゴン。
その前もステップワゴン。
その前はアコードワゴン。
バイクリターンする前はビートにも乗っていたのです。😊


19時スタートで18時半開場。
すでに行列できてますが、席はくじ引きという大変公平なシステムです。

そして応援グッズとホンダドライバーのカードのプレゼントがありまして。
袋の中身はHONDAマスクと今シーズンのレッドブルレーシングの優勝したGPのポストカードという涙ものグッズ!




会場内ではシャンパンとの記念撮影サービスをありまして、せっかくなので。


そしてまず中島悟、鈴木亜久里、中野信治
各氏によるトークショー。


皆さんのF1参戦一年目の話とか、捨てバイザーを全部剥がしてしまった話とか、当時のマシンはオイルの飛び散りが酷くてレーシングスーツが真っ暗になってしまった話とか…初めて聞くような貴重なお話がてんこ盛り。
ターボ時代のマシンは最高出力1.200馬力というけれどそれは一瞬のピークのことで、直線は速いがコーナーではタイムラグが大きくて走りにくい、とか。
もうこれだけで来てよかったとつくづく思ったりして。(笑)

レッドブルの特別缶もいただきました。
これ、飲めない…


その後の第二部、トークライブは佐藤琢磨選手と亜久里さん。
琢磨選手、無事来シーズンのインディ参戦チームも決まり嬉しい限り。


このお二人なら当然あのスーパーアグリの話になる訳で。
参戦当時の生々しいお話が聞けました。
そう、会場にも展示していたスーパーアグリ・ホンダSA07…第6戦のカナダGPでチャンピオンのマクラーレンメルセデス・アロンソをブチ抜いたシーンは何度見ても鳥肌立ちます。


途中でレース前の山本SDがライブ出演。


そして田辺TDもビデオメッセージ。


もういやでもレース前のテンション、マックスです。

レースは
ポールポジショのフェルスタッペンかわスタートミスしてハミルトンに抜かれて2位。
ペースはハミルトンの方が速くて差は広がる一方。
途中バーチャルセーフティカーが入ったり僚友ペレスが絶妙のブロックでフェルスタッペン1秒ほどに差を詰めますがその後はまた離されて。
明らかにハミルトンの方が速くて、もうダメなのかと諦めかけた残り6週。
ウィリアムズのラティフィがクラッシュでイエローフラッグ。
セーフティカーが入ってギャップが無くなる。
でもハミルトンとフェルスタッペンの間にいる周回遅れ5台は抜けない、とレースコントロール。
残り周回が少なくなる中、このまま終わってしまうのかと危惧していたら周回遅れパスOKとのレースコントロールからの通知。
フェルスタッペンはハミルトンの背後につき、そしてラスト1週の大勝負。

フェルスタッペンはハミルトンを抜きトップでチェッカー❗️
もう、会場内めちゃくちゃ盛り上がりました‼️

そして印象的だったのはレース終了後、暫くマシンを降りられずにコクピットに座っていたハミルトン。
あれだけ圧倒的な速さと強さを見せつけ残り1週までトップを走っていたのに。
これが「レース」なんですね。
いろいろ言われてますがフェルスタッペンを祝福する姿は素晴らしかったです。




レース後半はハミルトンがめっちゃ速くて盤石で、正直なところ難しいかと諦めかけました。
でも常に先にタイヤ交換をして可能性に賭けたレッドブルチームの執念が勝利を手繰り寄せたのでしょう。

こんな奇跡的なレースにパブリックビューでファンの皆さんとホンダの社員さんと歓びを共感できて、本当に嬉しかったです。



思えば2015年マクラーレンとタッグを組んでスタートした第四期。
亜久里さんも言ってましたが、一年遅れの参戦は大きな困難をもたらしました。
誰もがあの「マクラーレン・ホンダ」の栄光を重ねてましたからね。
トロ・ロッソが新たなパートナーになり開発が進み。
トップチームのレッドブルにエンジン供給が決まったのは間違いなくトロ・ロッソ…アルファタウリチームでのパートナーシップ。
系譜を辿ればミナルディチームに行き着くこのチーム、このGPでも角田選手がマクラーレンのボッタスを抜いて0.5秒差の4位とガスリー選手を5位。
ホンダにとっては大きな存在のチームだと思います。

7年間弛まない努力を続けて絶対王者のハミルトン&メルセデスと互角に戦い、勝利したレッドブルホンダ。
誇りに思います!


今日は忘れられない一日になりました。
ありがとう、HONDA。