大垣から雨天の中、いったん東京まで走って、自宅で1泊。
心配だった、金魚とメダカたちに餌をあげて一安心。
子どもたちにもその旨を一報した。
本日8月16日、再びオートバイに荷物を積み込んだ。
今晩の逗留地は長野市。
関越道を北上して、途中で下道に。軽井沢を経由して300キロ弱。15時半にホテルにチェックイン。
それにしても、お盆休みのピークの週なのに、ツーリングライダーが少ないのはなんでだろう。
ツーリングに明け暮れていた頃の光景は、渋滞の高速道路を数珠繋ぎですり抜ける、オートバイの群れ。サービスエリアの駐車場には、荷物を満載したオートバイたちで溢れていたはずなのに。キャンプ道具をこれでもかというほど積み込んだハーレーの軍団もまったく見かけない。
ロングツーリングを楽しむオートバイ乗りは絶滅危惧種になりつつあるのかと思ってしまう。
宿泊したホテルでも、オートバイは相棒のカタナ1台のみ。大垣のホテルでもそうだった。
この時期の地方都市のビジネスホテルと言えば、ソロツーリングライダーが一晩の休息を得る安息の場所だったはずなのに、、。
ツーリングライダーたちはどこへ行ってしまったのだろう。あの頃のオートバイ乗りたちはみんなおりてしまったのだろうか。
だとすると、23年間ももカタナを相棒としてロングツーリングを愛し続けている、この私こそがガラパゴス化しているのかもしれない。
長野の夜の街で居酒屋を2軒ハシゴした。
どちらも小さい見せながら繁盛していた。
ただ、どちらも店員(おそらくオーナー)1人のワンオペ。
街の居酒屋を明るくしてくれていた、若いアルバイトさんたちはどこへ行ってしまったのだろう。学生さんアルバイトの稼ぎ時のはずなのに。
時代は移ろい、この私も56歳。
多くの地方都市をオートバイで訪れてきたが、今年の旅はとても寂しい感じだ。