ツーリングライダー | オートバイ乗りの書斎

オートバイ乗りの書斎

東京下町。24年目に入った筋金?入りのカタナ乗り

大垣から雨天の中、いったん東京まで走って、自宅で1泊。

心配だった、金魚とメダカたちに餌をあげて一安心。

子どもたちにもその旨を一報した。

 

本日8月16日、再びオートバイに荷物を積み込んだ。

今晩の逗留地は長野市。

関越道を北上して、途中で下道に。軽井沢を経由して300キロ弱。15時半にホテルにチェックイン。

 

それにしても、お盆休みのピークの週なのに、ツーリングライダーが少ないのはなんでだろう。

ツーリングに明け暮れていた頃の光景は、渋滞の高速道路を数珠繋ぎですり抜ける、オートバイの群れ。サービスエリアの駐車場には、荷物を満載したオートバイたちで溢れていたはずなのに。キャンプ道具をこれでもかというほど積み込んだハーレーの軍団もまったく見かけない。

 

ロングツーリングを楽しむオートバイ乗りは絶滅危惧種になりつつあるのかと思ってしまう。

 

宿泊したホテルでも、オートバイは相棒のカタナ1台のみ。大垣のホテルでもそうだった。

この時期の地方都市のビジネスホテルと言えば、ソロツーリングライダーが一晩の休息を得る安息の場所だったはずなのに、、。

 

ツーリングライダーたちはどこへ行ってしまったのだろう。あの頃のオートバイ乗りたちはみんなおりてしまったのだろうか。

だとすると、23年間ももカタナを相棒としてロングツーリングを愛し続けている、この私こそがガラパゴス化しているのかもしれない。

 

長野の夜の街で居酒屋を2軒ハシゴした。

どちらも小さい見せながら繁盛していた。

ただ、どちらも店員(おそらくオーナー)1人のワンオペ。

街の居酒屋を明るくしてくれていた、若いアルバイトさんたちはどこへ行ってしまったのだろう。学生さんアルバイトの稼ぎ時のはずなのに。

 

時代は移ろい、この私も56歳。

多くの地方都市をオートバイで訪れてきたが、今年の旅はとても寂しい感じだ。