伊達政宗の燭台切り光忠
最近、伊達政宗のことを書いているのですが、自分の中では小学生の時に放送していた大河ドラマ『独眼竜政宗』のイメージが強烈でした。調べると政宗が最初に仙台と名付けたそうです。もとは千代だったものを仙人の住む台地で仙台と。今の仙台城は第二次世界大戦で軍の施設があったので空襲を受けて焼失しています。仙台城を青葉城と言うのは青葉山の城だからです。いまでは東北大学のキャンパスとなっています。そして父親、伊達輝宗や政宗の師、虎哉宗乙(こさいそういつ)、片倉小十郎景綱(かげつな)、伊達成実(しげざね)など家臣団が素晴らしいと思いました。感心します。 燭台切り光忠ですが、長さ二尺二寸(約66.7㎝)、作者の光忠は鎌倉時代中期、今から約750年前の備前長船派の祖、名工中の名工です。この燭台切り光忠は慶長元年(1596年)に豊臣秀吉から政宗が譲り受けたものです。織田信長がコレクションした光忠25振りの内の一振りと言われています。ある時、無礼か悪事をはたらいた政宗の家臣が燭台の後ろに隠れました。それを政宗は燭台と家臣もろとも真っ二つにしたので燭台切り光忠と呼ばれるようになったそうです。なんだか織田信長のへし切り長谷部の逸話に良く似ています。 『スター・ウォーズ エピソード7』の撮影が今年の5月から始まるとネットのニュースにありましたが、ダース・ベイダーのマスクは有名な伊達政宗の三日月の鎧をモチーフにしているとのこと。日本人のセンスが光りますね。新古美術 木堂独眼竜政宗 (3巻セット) [DVD]/渡辺謙,北大路欣也,岩下志麻¥15,120Amazon.co.jp伊達政宗 (1) 朝明けの巻 (山岡荘八歴史文庫 51)/山岡 荘八¥714Amazon.co.jp秀吉、家康を手玉に取った男 「東北の独眼竜」伊達政宗/榎本 秋¥1,365Amazon.co.jp戦国BASARA3 伊達政宗の章 (講談社BOX)/矢野 隆¥1,575Amazon.co.jp戦国BASARA 武将巡礼Vol.1伊達政宗/戦国巡礼研究会監修¥1,260Amazon.co.jp