yhs。しんじゃうおへや。
札幌の老舗劇団の代表作なだけにとても面白かった。エレキさんの熱演がもう怖いほど。凄かった…。後に全国規模の枠組みで演技賞をとられていた。さすが。エレキさんのほかにも能登さんや櫻井さんの演技も凄く良かったな。死刑制度という重いテーマに真っ正面から挑んだお話。登場人物の心情がよく書かれていて、誰の気持ちにも移入してしまう。重いだけではなく笑えるところがあったり、なるほどと思うところがあったり。実は場面によって時間軸がわずかにずれていて、正しい順序は最後になるまで分からないあたりが面白かった。
シタヤジルシプロジェクト。約三十の嘘。
再観なので三十個嘘があるのかなぁと数えていたのだが話に夢中になってる間に数えるのを忘れていた。サイトーさんの熱いんだけど弱い、みたいな演技がとても良かったし、スーザンさん始め他の人たちもそれぞれにどこか胡散臭い部分が見えてて面白かったな。前に見た出演陣より大人の人たちが多く、それだけに老練な駆け引きが見られた。
北翔舞台芸術。遭難、
悪魔的な面白さの脚本。目の離せない後半ずっと鳥肌が立っていた。役者さん達もしっかり応えていた。中でも特に女池さんの鬼気迫る演技力は圧巻。あれだけ恐ろしかった里見先生が最後には一番まともに見えてくるのが不思議。普通の、人間が一番怖い。あまりの面白さに二日続けて見にいった。
コヨーテ。愛の顛末。
初演時にははっきりしなかった真相が再演でははっきりと明示された。その分再観の人にも楽しめたが、やはり真相はあやふやなままの方が余韻があったかもしれない。もっとも彼が本当に犯人かどうかも分からないのだが。三姉妹が好き。というか亀井さんの怪しくもどこか物哀しさを感じさせる世界観が好き。劇中で小道具の万能薬(おしっこ)を偶然手渡される。もちろん大事にとってある。あ、妖怪屏風が凄い良かったな。
劇団しろちゃん。ピュアでセンチなへん態はスポーーツみたいな瞬かん速度。
タイトルを見てもあらすじを見てもまったく意味がわからず、実際始まっても登場人物たちの妄想が妄想を呼ぶ、不条理劇だった。…のかと思いきや。バラバラと思われた話が繋がっていく様が気持ち良い。凄く面白かった。役者さんの数が多くて途中バタバタしてた感はあったけど、それが最後にしっかり生きてきた。
対校祭セレクションB。
野球帽。伏線が効いてて余韻あるしっとりした終わり方が好きだな。なんとなく教文短編向きな気がする。
墓穴を掘る男。学生らしい青春なお話だなぁという感じ。貪欲に色々取り組んでいた。
十人無色。常に突き抜けててバカバカしい話でとても面白かった。ピリッと効いた風刺も良かった。役者さんも粒ぞろい。空魚は一見バカっぽいんだけど、テーマはかなり真面目なのが面白い。
対校祭セレクションA。
鮪! 初演時よりさらに熱い作品になっていた。体育会系食育ストーリー。小さい子供が見ても大喜びしたろうな。
ラベリング。小佐部さんらしいブラックで風刺の効いた物語。
ツバメ返し。二人芝居だったが役者さん二人に強い力を感じる。今後も楽しみ。実際この後幸田さんと村上さんはあちこちの舞台に出演してた。今後も楽しみ。