劇団アトリエ。恩返しをしたい鶴と鬼退治に行きたい犬の話
罠にかかり身動きの取れない犬と鶴とが淡々と会話をしている。
アトリエらしいブラックユーモアに満ちた印象。
ラストで実は犬と鶴の時間軸が違うことがわかり一気に盛り上がりそうになったのだが、特にオチはなかった。ちょっと残念。
words of hearts。それはだれの責任?
数人の男女が仲良くリフティングをして楽しそうに遊んでいる。しかし舞台には四人いるのにボールのやり取りは三人の間でしか行われない。残り一人も混じりたそうにしているのだが三人には相手にされず、そもそもまるでそこに誰もいないかのように扱われている。
段々と怪しくなっていく会話の内容。彼らの間に一体何があったのか。
徐々に雰囲気が暗くなっていき最終的には最初とまるで印象の違う話になるのがとても面白かった。短編らしい短編。
虫の息。落とし罠。
ある日突然落とし穴に落ちてしまった男。それを上から眺めている女。
二人のシュールでクールな会話劇。
セリフも演技も演出もとても洗練されていたなぁという印象。お洒落。
オトコカオル。どみの
札幌のダンサーユニットによる移植の舞台。
謎の廃墟にやってきた四人の男達。床にはたくさんの本が散らばっている。
何気なしにその中の一冊を見たとき、世界のあり方が変った。
基本的に無言劇だったこの舞台、本を開くたびに役者さんが本からの抗えない魔力か何かで全身を使ったダンサーならではのリアクションを取っていく。本によって何種類かのパターンがあるらしくその使い分けやたまに見せる集団でのパフォーマンスがとにかく面白かった。
説明不要の魅力と笑い。 そして最後に見せた神々しい演出。
ぜひまたオトコカオルの舞台が見たいな。
オトコカオルが勝ち抜け。決勝に。